2026年9月、名古屋でスポーツの「アジア大会」が開催される。
しかし、水泳競技は名古屋のプールが大会基準を満たしていないため東京で開催される予定、また馬術競技も東京の馬事公苑で開催される予定。
当初、15,000人に対応する選手村(宿泊施設)を旧・名古屋競馬場に建設する予定だったが、建設費が300億円に高騰したため選手村を建設しないことになった。
その代替案として、クルーズ船(4,000人)、コンテナハウス(2,000人)及びホテル(9,000人か?)を宿泊施設にする方針。
大会費用も当初は約1,000億円と発表していたが、アジア大会だけで2,000億円、パラ大会と大会関連費も含めると3,100億円まで増加する見込み。
さらに大会の主催者であるOCA(アジアオリンピック評議会)側から、設備などの充実のために予算は4,000億から5,000億円規模という要望があったと報道されており、さらに費用が増加する可能性もある。
また、選手村建設予定地の再開発で大学を誘致する予定だったが、場外馬券場も建設することから進出希望の大学が進出を撤回するなど混乱が生じている。
アジア大会(名古屋)
大会名 | 第 20 回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋) |
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組織委員会 | 公益財団法人愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会 |
開催都市 | 愛知県、名古屋市 |
大会期間 | 2026年9月19日(土)~10月4日(日) |
参加者数 | 選手団(選手・チーム役員)上限 15,000 人
(但し、選手上限は 10,000 人) |
施設 | 競技会場、練習会場、選手村、メインメディアセンター(MMC)など |
開会式及び閉会 | 開会式 2026 年 9 月 19 日(土) 閉会式 2026 年 10 月 4 日(日) 会 場:名古屋市瑞穂公園陸上競技場 (メインスタジアム、35,000 人収容(仮設席を含む)) |
水泳/飛込 | 東京アクアティクスセンター |
馬術 | 東京・馬事公苑 |
サッカー | 名古屋・東海以外の競技会場
|
宿泊施設 | 選手村(旧・名古屋競馬場)は建設しない
選手団15,000人に対応する クルーズ船(4,000人)名古屋港 金城ふ頭 コンテナハウス(2,000人)名古屋港 ガーデンふ頭 ホテル(9,000人か?) |
大会経費 | 2,000億円(2016年の計画では1,000億円)
大会の主催者であるOCA(アジアオリンピック評議会)側から、設備などの充実のために予算は4,000億から5,000億円規模という要望があったと報道されている。 また、アジアパラ競技大会と大会関連費も合計すると3,100億円との報道もある。 |
アジア・アジアパラ競技大会の経費
大会経費 | 大会関連経費 | |
概要 | 競技会場の整備
宿泊施設 警備費 |
電源や通信のインフラ整備
会場使用料 観客の輸送費や警備費 聖火リレーなど |
公表額 | 1,050億円~1,080億円
|
なし |
2024年12月時点 | 2,400億円
|
700億円 |
合計金額
3,100億円
- アジア大会(2,000億円)
- アジアパラ大会(400億円)
- 大会関連経費(700億円)
跡地利用
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アジア大会では名古屋市港区の名古屋競馬場跡地に選手村を建設する予定だったが中止になった。
また、中部電力が代表の7事業者で構成するグループが再開発する計画だったが、場外馬券場が建設されることから同朋大学(名古屋市)が参加を取りやめ、6事業者で開発する。