2019年1月23日 日経新聞によると、新大阪駅がハブ(交通拠点)として将来的に整備される動きがある。
引用・参照
新大阪がハブ、企業集積厚く リニア視野に街づくり:日本経済新聞 https://t.co/d8pV85vrZ8
— 関西散歩ブログ (@KansaiSanpo) 2019年1月23日
新大阪周辺は国の「都市再生緊急整備地域」の候補地となっており、2020年度にも正式に選定されることを目指している。
これに選定されれば、容積率などが大幅に緩和され、再開発がしやすくなる。
今後のスケジュール
年 | 内容 |
2019年3月 | おおさか東線開通 |
~2019年度 | 街づくり方針の骨格 |
2020年度以降 | ゾーニング・インフラ計画 |
2020年度以降 | 都市再生緊急整備地域の指定 |
2027年 | 東京~名古屋リニア開通 |
2037年 | 東京~新大阪リニア開通(最大8年の前倒しの場合) |
2037年~2038年 | 北陸新幹線(敦賀~新大阪)開通(前倒しの場合) |
再開発候補地
名称 | 面積 |
宮原操車場 | 14.6ha |
阪急電鉄(旧武田薬品グランンド) | 1ha |
柴島浄水場 | 12.3ha(全体14.8ha) |
野村不動産は、すでに新大阪駅北西の土地1,500平米を購入しており、2022年春にもオフィスビルを開業させる。
コメント
新大阪駅周辺は伊丹空港の着陸コースのため、建物の高さは実質100mに制限されている。
新大阪駅開発案は定期的に話題になるが、本質的な議論になっていない。
それは、「伊丹空港」をどうするかという問題を棚上げしているからだ。
2020年にも予定されている「都市再生緊急整備地域の指定」の前に、伊丹空港の存廃を決断しないといけない。