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【沖縄・浦添市】沖縄モノレール「てだこ浦西駅」前に300億円投資(ホテルと分譲マンション)2026年竣工

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沖縄県の浦添市の松本哲治市長は2020年9月8日、沖縄モノレールの延伸後の終点駅である「てだこ浦西駅」周辺の土地区画整理事業地区21街区の開発事業者公募で、プレンティー(浦添市)など4社で構成するコンソーシアムが優先事業者に選ばれたと発表した。

都市型リゾートホテル(17階建・200室)と分譲マンション(126戸)を2026年7月ごろ竣工させる。

100台規模のカーシェアリングやレンタカーサービスを併設し、総事業費は約300億円を見込む。

ホテル(200室)は、MICE(企業の会議、研修、展示会など)に対応する宴会場、レストラン、屋上にはプールを設置する。マンション(126戸)は、ホテルの施設やコンシェルジュサービスを優待利用できる。

場所は、沖縄モノレール「てだこ浦西駅」から浦添西原線バイパスを挟んで南側の約10,000㎡の敷地。

「てだこ浦西駅」周辺(2019年筆者撮影)

今後のスケジュール
  • 2020年12月31日まで土地契約
  • 2023年4月ごろ 建設着工
  • 2026年4月ごろ 竣工
  • 2026年7月ごろ グランドオープン

地図

「てだこ浦西駅」はパークアンドライド拠点

「てだこ浦西駅」周辺(2019年筆者撮影)

駅の開業前の2019年に現地を訪問した。この土地は「前田高地」から下ったところにあり、高低差があり、ちょっと不便な立地だった。

沖縄那覇市周辺の交通渋滞を解決するために、自宅から車で最寄り駅「てだこ浦西駅」まで行って、那覇市内に「モノレール」で行くという「パークアンドライド拠点」として、住宅地のない不便な場所に駅が設置された。

また、沖縄自動車道に隣接しており、本物件に近い「幸地(こうち)IC」が2024年に開業すれば、沖縄自動車道からもパークアンドライドが期待できる。

 

事業費300億円

建設中の「浦添西原線バイパス」現地付近(2019年筆者撮影)

以下は個人ブロガーの単なる試算で正確性は担保されていません。

  • 分譲マンション(126戸)の販売価格を4,000万円としても約50億円、ホテル(200室)は、1室30㎡~40㎡と予想されるので、マンション(70㎡~80㎡)の半分の約2,000万円とすると40億円となる。
  • 販売価格と建設費は違うが、大雑把に試算しても「マンションとホテルの上物」の合計は90億円くらいか?
  • 事業費300億円なので、残り210億円は土地代ということか?
  • 土地面積は10,000㎡なので1㎡当たり210万円になるのか?

駅前と言っても、高架のバイバス(浦添西原線)の下をくぐって駅にアクセスすることになるし、ホテルと言っても海に近いわけではなく、高級リゾートホテルの立地とは言い難い。実際、現地に行ったときは、地上からは海は見えなかった。

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