大阪の百貨店売上好調
訪日観光客が復活! 大阪の百貨店は活況だ
参考URL http://toyokeizai.net/articles/-/181487
2017年1月に、関空LCCターミナルが増築されたことにより、訪日観光客が増加している。
中国政府の課税強化により、爆買いが沈静化したと見られていたが、大阪の百貨店の売上は前年比+7.3%(2017年6月)と大幅に増加している。
その一方で、訪日観光客に素通りされている神戸は前年比-0.5%と2ヵ月連続のマイナスと沈んだ。
全国百貨店売上高2017年6月(出典 百貨店協会)
- 札幌 119億円(+4.8%)
- 仙台 61億円(+4.1%)
- 東京 1,316億円(+1.1%)
- 横浜 297億円(+0.6%)
- 名古屋 295億円(+0.6%)
- 京都 187億円(+2.4%)
- 大阪 615億円(+7.3%)
- 神戸 119億円(-0.5%)
- 広島 98億円(-1.4%)
- 福岡 153億円(+5.0%)
東京地区の百貨店売上は月間1,316億円と多いが、前年度比+1.1%となっている。大阪地区の百貨店売上高は月間615億円と東京地区の約半分だが、増加率は+7.3%と日本で一番売上が増加している。
関西+福岡地区(2017年6月)
- 大阪 615億円(+7.3%)
- 京都 187億円(+2.4%)
- 福岡 153億円(+5.0%)
- 神戸 119億円(-0.5%)
福岡の153億円に対して神戸は119億円、しかも、福岡は+5.0%、神戸は-0.5%となっている。
神戸は人口でも福岡に抜かれているが、デパート売上高では福岡は神戸の1.3倍になっている。
神戸は税金と投入して、客船観光客を神戸市内観光に誘導しているが、デパート売上という点では、客船の経済効果はなかったようだ。
神戸って安易に税金投入して、表面的な数字を上げるだけで、根本的な対策を全くしてない。
神戸は大阪と協力する姿勢がないと、今後も神戸は衰退するしかない。