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【2018年3月開院】大阪重粒子線センター 完成【がん治療】

「大阪重粒子線センター」は、大阪城の近くの大阪市中央区大手町(大阪府庁と大阪府警の間)に建設され、隣接する「大阪国際がんセンター」と連携して、総合的な「がん治療」を行う。

重粒子線は放射線の一種だが、体内の患部をピンポイントで照射できる最先端の治療で、国内では、6ヵ所目となる。

従来は、装置の大きさが120m×65mと巨大だったため、郊外に建設されることが多く、アクセスに課題があった。

しかし「大阪重粒子線センター」では装置を直径17m・周囲56.8mまで小型化することで、大都市の中心部に建設することができた。

国内の重粒子線センター
千葉市、横浜市、前橋市、兵庫県たつの市、佐賀県鳥栖市、

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「大阪重粒子線センター」物件概要

名称 大阪重粒子線センター
所在地 大阪市中央区大手町3丁目
用途 病院
治療室  3室(6ポート)
年間治療人数  1,800人(1室当たり600人)
敷地面積  5,398平米
建築面積  3,430平米
延床面積  8,849平米
構造  鉄骨造(S造)
階数  地上3階/地下1階
高さ  21.6m
運営  大阪国際がん治療財団
設計監理 日建設計
施工 鹿島建設
着工  2015年8月
竣工  2017年10月
開院  2018年3月1日(診療所として)
治療開始  2018年10月

重粒子線は、がんの病巣を狙って照射することができ、効果が高く、正常な組織への副作用を抑えられるとされる。

そのため、照射を受ける回数や日数が少なく、入院の必要がない。実際、「大阪重粒子センター」にも入院設備はない。

加速器を直径17mまで小型化できたため、大阪の中心部に施設を設置でき、しかも、日帰りで「がん治療」ができるというメリットがある。

 

治療費

重粒子治療は、先進医療となり、本人負担は1回につき300万円~350万円。但し2018年4月から「前立腺」と「頭頸部」のがんについて、保険適用されることになっている。

 

治療できる「がん」

脳腫瘍/頭蓋底腫瘍/中枢神経腫瘍
眼腫瘍
鼻、副鼻腔、口、唾液腺などにできるがん
肺がん
食道がん
肝臓がん
すい臓がん
子宮がん
前立腺がん
直腸がん
骨・軟部のがん

 

国内の重粒子線センター

名称 所在地 治療開始 治療装置
大阪重粒子線センター 大阪市中央区大手町3丁目 2018年10月(予定) 日立製作所
兵庫県立粒子線医療センター 兵庫県たつの市新宮町光都1丁目2-1 2004年 三菱電機
九州国際重粒子線がん治療センター 佐賀県鳥栖市原古賀町3049番地 2013年 三菱電機
放射線医学総合研究所病院 千葉県千葉市稲毛区穴川4丁目9番1号 1994年 三菱電機・東芝・日立製作所・住友重機機械工業
神奈川県立がんセンター 横浜市旭区中尾2-3-2 2015年 東芝
群馬大学 重粒子線医学研究センター 群馬県前橋市昭和町三丁目39-22 2010年 三菱電機
山形大学重粒子線がん治療施設(2019年) 山形県山形市飯田西2-2-2 2019年(予定) 東芝

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