【2019年2月7日】大阪モノレール延伸事業が認可へ前進【門真南から8.9km延伸】
延伸区間
大阪モノレール延伸事業
2019年2月7日に、「国土交通省総合政策局運輸審議会審議室」は大阪モノレール延伸事業について、「運輸審議会に諮らないで処分等を行うことができる事案」として認定した。
これにより、「阪モノレール延伸事業」が事実上、認可に向けて前進したと言える。
引用・参照 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/report/press/unyu00_hh_000168.html
2018年7月11日、大阪モノレールは、門真市駅から南に8.9km延伸する事業の「運輸事業特許」を申請していた。
早ければ、2019年年度に「実施設計」に着手し、2029年度の完成を目指す。
さらに2029年以降、堺市まで延伸する計画案も浮上している。
大阪モノレール延伸計画(出典 堺市)
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8.9km延伸計画(門真市駅~近鉄奈良線)
総事業費 | 1,026億円 | インフラ部 | 740億円 | 支柱、桁、駅は大阪府が整備 |
インフラ外部 | 286億円 | 車両、信号、通信システム、駅務機器は大阪高速鉄道が担当 |
出典 大阪府
延伸区間の駅と接続路線
駅名 | 接続線 |
門真市駅 | 京阪本線 |
門真南駅(仮称) | 地下鉄鶴見緑地線 |
鴻池新田駅(仮称) | JR学研都市線 |
荒本駅(仮称) | 近鉄けいはんな線 |
瓜生堂駅(仮称) | 近鉄奈良線 |
出典 大阪府
近鉄の新駅計画
近鉄はモノレールと近鉄奈良線と接続する新駅の建設を計画している。
堺市までの延伸案
2017年6月8日、「堺市、八尾市、松原市」3市は大阪府に対して「大阪モノレールを堺方面まで延伸する要望書」を提出した。
- 近鉄奈良線と接続する「瓜生堂駅(仮称)」から、南海堺駅まで約22km延伸する計画
- 費用は約2,000億円
- 2029年のモノレール延伸後、さらに10年以上かかると思われる
- これが完成すれば、大阪モノレールの総延長は大阪空港から堺市まで約50kmとなる