
近畿大学病院跡地(大阪狭山市)は、医療法人せいわ会による回復期リハビリテーション病院(2027年4月開院予定)と、大和ハウス工業による商業施設などを備えた複合施設として再開発されます。
- 後継病院(医療法人せいわ会)2027年4月開院予定
- 商業施設(大和ハウス工業)2033年完成予定
近畿大学病院は2025年11月に堺市泉ヶ丘の新キャンパスへ移転済みです。
跡地では地域医療機能の維持と狭山ニュータウン再生を両立させるため、大阪狭山市・近畿大学・事業者で連携し、後継病院誘致と商業・住宅・緑地を組み合わせたまちづくりが進められています。
具体的には、近畿大学医学部グラウンド跡(Bブロックか?)に、医療法人せいわ会が回復期リハビリテーション病床119床の病院を建設します。2026年1月に新病院工事に着工し、2027年4月の開院をめざします。
さらに、旧・医学部施設がある北側と看護専門学校がある西側(Aブロックか?)は、商業施設の整備などを大和ハウス工業が担当することとなっています。
未確認ですが、用途地域の変更(第一種中高層住居専用地域から準工業地域)の申請があったという情報もあり、データセンター(北側)と商業施設(西側)が建設される可能性もでてきました。
ちなみに、大和ハウス工業は2025年10月、住友電設を2,900億円で買収しました。
同社は、2055年の売上高10兆円の達成に向けた成長領域として「データセンター・半導体工場」などの開発を重点取組領域に位置付けています。
こうした背景を踏まえると、近畿大学医学部跡地は「医療(回復期病院)」×「商業」×「データセンター」という複合的な土地利用へ転換していく可能性が高いと考えられます。
計画案
- Aブロック(10ha):商業・産業系
- Bブロック(5ha) :後継病院
- Cブロック(11ha):公園とレクリエーション系
| 病院名 | (仮称)医療法人せいわ会 大阪みなみリハビリテーション病院 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪狭山市大野東33-1の一部および33-11
(旧 近畿大学医学部グラウンド) |
| 階数 | 地上5階建て |
| 構造 | 鉄骨造 |
| 病床数 | 回復期リハビリテーション病床119床 |
| 診療科 | リハビリテーション科、内科 |
| 特徴 | 新病院は、入院に特化した回復期病院であり、外来診療は設けない方針です |
| 着工 | 2026年2月 |
| 開院予定 | 2027年4月 |
医療法人せいわ会が回復期リハビリテーション病院(119床を基本)を建設し、地域医療を担います。
開発事業者:大和ハウス工業が商業施設などを手掛け、2027年4月開院を目指す回復期病院と一体で開発します。
土地利用:医療・商業・緑地・住宅などを複合した形を目指し、周辺環境との調和を図ります。
跡地活用計画:大阪狭山市と近畿大学は、移転後の跡地を狭山ニュータウン再生に繋げるため、官民連携で土地利用を検討。
事業者選定:医療法人せいわ会(後継病院)と大和ハウス工業(開発事業者)が候補として選定され、具体的な協議が進められています。
今後の展望
2027年4月の回復期リハビリテーション病院開院を皮切りに、商業施設なども整備され、地域に新たな機能がもたらされる予定です。
近畿大学病院が担っていた南河内医療圏の救急・高度医療機能は、新病院が一部引き継ぎつつ、移転先の新キャンパスが継続して担う形となります。
