武田御堂筋ビル
武田薬品工業は、大阪本社が入居する「武田御堂筋ビル」など21件の不動産を売却すると発表した。
ただ、「武田御堂筋ビル」は20年間の賃貸契約を結んで大阪本社機能を維持し、登記上の本店所在地も移転しない。
日経新聞によると、売却先は、アメリカの不動産ファンド「グリーンオーク・リアルエステート」で売却額は500億円と見られる。
引用・参照
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40565880Y9A120C1DTA000/
スキーム
まず、武田薬品の100%子会社「武田薬品不動産株式会社」がさらに100%子会社を設立し、2019年3月11日付で東京や大阪など21件の不動産を吸収分割により承継させる。
その後、2019年3月22日に新不動産子会社の全株式を売却先に譲渡する。
売却益
21件の不動産合計で約380億円の売却益を2019年3月決算に計上する。
アクセス
武田薬品工業大阪本社