うめきた2期(JR大阪駅北再開発)2020年12月着工 2024年一部竣工~ 2028年3月全体竣工【三菱地所・オリックス不動産・阪急電鉄】

「うめきた2期」出典 umekita2.jp

「うめきた」は、JR大阪駅北側の旧貨物駅跡地(24ha)の再開発地区で「うめきた1期(7ha)」は2013年に開業、「うめきた2期(17ha)」は2020年12月に着工、2024年に一部開業、2028年に完成する予定。

(うめきた2期の開発面積は17haだが、地区面積は91,150㎡で都市公園面積は45,000㎡、緑地面積はうめきた2期全体で約80,000㎡)

開発面積延床面積棟数最高高さホテル分譲マンション
うめきた1期(グランフロント大阪)7ha57万㎡4棟180m1施設1棟
うめきた2期17ha57万㎡5棟185m3施設2棟
うめきた全体24ha114万㎡9棟4施設3棟
  • うめきた1期は「グランフロント大阪」として2013年に開業している。
  • うめきた2期は、2020年12月に着工し、2024年に一部先行開業し、2028年に全体が完成する予定。
  • うめきた2期は「西口広場」「南街区」「都市公園」「北街区」の3つのエリアに分かれる。

2020年12月(JR大阪駅から撮影)

うめきた2期(現地 完成予想図)

うめきた2期 物件概要

出典(三菱地所)

「うめきた2期」三菱地所案(出典 UR都市機構)

うめきた2期

街区等延床面積用途階数エリア
北街区約15.4万㎡賃貸棟ライフスタイルホテル10F~25FJR大阪駅から遠い
中核機能3F~9F
商業施設1F・2F
分譲棟分譲住宅(600戸)
南街区約41.3万㎡西棟5つ星ホテル2F・28F~38FJR大阪駅に近い
オフィス6F~27F
MICE施設4F
商業施設B1~3F
東棟アップスケールホテル5F~27F
オフィス5F~17F
都市型スパ3F・4F
商業施設B1~2F
分譲棟分譲住宅(600戸)
都市公園約4.5万㎡(敷地面積)北街区と南街区の間
西口広場JR大阪(地下)駅周辺

うめきた2期は4つの街区で構成され、そのうち「北街区」と「南街区」に超高層ビルが建設される。

JR大阪駅に近い「南街区」の延床面積は約41.3万㎡で「北街区」の延床面積は約15.4万㎡で、合計延床面積は約57万㎡となる。

これらのビル群に5つ星ホテル(250室)、アップスケールホテル(483室)、ライフスタイルホテル、オフィス、商業施設、MICE施設、分譲住宅(600戸)×2が入居する。

また、都市公園の敷地面積は約4.5万㎡で、その他の緑地を合計すると約8haとなる。

 

うめきた2期「南街区」の概要
うめきた2期(現地 完成予想図)
街区賃貸棟(西棟・東棟)分譲棟南街区合計
敷地面積約25,260㎡約5,170㎡30,430㎡
建築面積20,900㎡
延床面積約320,000㎡約93,000㎡413,000㎡
規模地上39階・地下3階地上51階・地下2階
高さ182m高さ185m
着工2020年12月2022年度
竣工2024年2028年

南街区賃貸棟(西棟)の2F・28F~38Fは5つ星級のスーパーラグジュアリーホテルが入居し、南街区賃貸棟(東棟)の5F~27Fにはアッブスケールホテルが入居する。

また南街区分譲棟は約600戸のハイグレード都市型住宅となる。

2020年12月撮影

東立面図

配置図

うめきた2期「北街区」の概要
うめきた2期(現地 完成予想図)
街区賃貸棟分譲棟合計
敷地面積8,400㎡7,320㎡15,720㎡
建築面積9,700㎡
延床面積69,200㎡85,000㎡154,200㎡
規模地上27階・地下3階地上47階・地下1階
高さ150m高さ176m
着工2020年度下期2022年度
竣工2024年2028年

北街区賃貸棟の10F~25Fにはライフスタイルホテルが入居する。また北街区分譲棟は約600戸のハイグレード都市住宅となる。

南街区と北街区の合計
街区北街区南街区合計
敷地面積15,720㎡30,430㎡46,150㎡
建築面積9,700㎡20,900㎡30,600㎡
延床面積154,200㎡413,000㎡567,200㎡
規模地上47階 高さ176m地上51階高さ185m
地上27階 高さ150m地上39階高さ182m
着工2020年度下期2020年12月
全体竣工2028年2028年

 

進出予定・検討ホテル
街区ホテル客室数施設延べ床面積
南街区賃貸棟(西棟)スーパーラグジュアリー(5つ星)250室33,515.67㎡
南街区賃貸棟(東棟)アップスケールホテル483室20,894.39㎡
北街区賃貸棟ライフスタイルホテル
  • 阪急阪神HD系高級ホテル、外資系高級ホテル2ホテルの3ホテルが入居する予定

SL(スーパーラグジュアリーホテル)

US(アップスケールホテル)

2020年12月撮影

「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」はすでに着工しており「うめきた2期」が2020年12月に着工したことにより同時に工事が施工される。

 

「うめきた2期」開発事業者
三菱地所
オリックス不動産
阪急電鉄
大阪ガス都市開発
竹中工務店
関電不動産開発
積水ハウス
三菱地所レジデンス
うめきた開発特定目的会社

 

「うめきた1期+2期」全体構想
開発区面積現状と今後の予定
うめきた1期7haグランフロント大阪として2013年に竣工・開業
うめきた2期17ha今後着工して、2024年夏に街開き、2027年に竣工する予定
東海道線支線地下化(JR大阪駅)工事延長2.4kmすでに着工しており、2023年3月に竣工予定

(出典 UR都市機構)

(出典 UR都市機構)

都市公園
うめきた2期(現地 完成予想図)
都市公園敷地面積45,000㎡公園内施設の建築面積5,935㎡
公園内施設の延床面積12,500㎡
公園施設は2026年度に完成する予定

出典 UR都市機構

公園面積は合計4.5haで、2018年1月現在のグランフロント大阪の公示地価1,500万円(1㎡)から試算すると、公園面積だけで地価は6,750億円となる。

実際には、そこまで高くはならないと思われるが、それでも1,000億円以上は公園としなければならない再開発で採算性が難しい案件と言える。

 

出典 UR都市機構

開発スケジュール
2018年7月12日開発事業者は、三菱地所などに決定
2020年4月大阪市都市計画金議会で「都市計画」が承認
2020年12月着工賃貸棟着工(南街区・北街区)
2022年度分譲棟着工(南街区・北街区)
2023年春JR大阪駅(地下駅)開業
2023年春以降うめきた2期地区の地上線路の撤去(工期1年)
2024年うめきた2期街開き(賃貸棟竣工・都市公園の一部供用)
2026年度都市公園施設竣工
2028年3月うめきた2期全体が開業

 

大阪のオフィスビルが不足

2017年後半から大阪のオフィスビルの空室率が3%台となり、オフィスビルが不足するようになった。

特にハイグレードオフィスビル空室率は1%以下で、全く足りない状態になっている。このため、オフィスビル面積を広くした案が採用された可能性がある。

 

東海道線支線地下化工事工区
区間構造距離
新大阪駅より掘割0.4km
北梅田駅前後トンネル1.7km
福島駅より掘割0.3km

東海道線支線地下化工事は以下の6工区に分かれて工事される。

出典 大阪市

 

JR東海道線支線地下化・新駅設置事業

出典 鴻池組

工区距離
北1工区725m(掘割320m+トンネル405m)
北2工区310m
北3工区305m
駅部工区(島式ホーム2面4線)240m
南1工区420m
南2工区340m
合計2,340m

(複数の資料を確認したが、距離(m)が違う箇所がある)

 

2019年3月撮影

中之島の医療機関との棲み分け

大阪市は中之島地区に医療関連機関を集約させようとしているが、うめきた2期で医療施設を建設すると中之島との棲み分けが課題となっていた。

これについて、中之島地区は「最先端医療研究開発」に特化させ、「うめきた」はもっと間口の広い医療・健康をテーマとすることになった。

 

大阪府に提出された提案

竹中工務店案(出典 大阪府)

 


大林組案(出典 大阪府)

 


大阪ガス案(出典 大阪府)

 


三菱地所案(出典 大阪府)

 


住友不動産案(出典 大阪府)

 


オリックス不動産案(出典 大阪府)

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