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淀屋橋ゲートタワー(YODOYABASHI GATE TOWER)(29階・高さ135m・延床面積13万㎡)2025年12月竣工 大阪メトロ「淀屋橋駅」直結

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2025年12月撮影

大阪メトロ「淀屋橋駅」直結のオフィスビル「淀屋橋ゲートタワー(YODOYABASHI GATE TOWER)」は、2025年12月に建物が完成し、2026年の開業が予定されています。

事業主は、大和ハウス工業・住友商事・関電不動産開発の3社が参画する「淀屋橋駅西地区市街地再開発組合」です。

建物は地上29階建て・高さ約135m、延床面積は約13万㎡の大規模オフィスビルとなり、設計は日建設計、施工は大林組が担当します。

レンタブル比(賃貸可能面積の割合)を60%と仮定すると、オフィスの賃貸可能面積は約7.8万㎡となります。一般的に「10㎡あたり1人」として換算すると、本物件には約8,000人規模の就業者が勤務する計算です。

これだけの就業人口が新たに流入することで、大阪メトロ御堂筋線の混雑緩和策など、今後の交通インフラ対応が課題となる可能性もあります。

なお、地下1階から地上2階には25~30店舗程度の商業施設が整備される予定で、淀屋橋エリアのにぎわい創出にも大きく寄与しそうです。

2025年12月撮影(写真右)

2025年12月撮影

2025年12月撮影

2025年12月撮影

本施設は、大阪メトロ「淀屋橋駅」と地下で直結してしていますが、それとは別ルートとなる地上出口の位置も変更されています。また建物北側では歩道整備が進められるなど、歩行者動線の改善が図られています。

2025年12月撮影

ロゴデザイン

アクセスは、大阪メトロ御堂筋「淀屋橋駅」直結、徒歩1分。

地図

 

淀屋橋ゲートタワー 概要

出典 大和ハウス工業

施設名称 淀屋橋ゲートタワー(YODOYABASHI GATE TOWER)
計画名 淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業
所在地 大阪市中央区北浜4丁目104(地番)
用途 事務所・店舗・駐車場等
敷地面積 7,206.23㎡
建築面積 5,169.89㎡
延床面積 132,331.56㎡
容積対象面積 115,249.18㎡
容積率 1,600%(通常1,000%)
構造 鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造
階数 地上29階・地下2階
高さ 134.99m
事業主 淀屋橋駅西地区市街地再開発組合
大和ハウス工業(参画)
住友商事(参画)
関電不動産開発(参画)
設計 日建設計
施工 大林組
着工 2022年11月1日
竣工 2025年12月15日
駐車場 227台(平面50台/内車いす使用者用5台)機械式170 台、荷捌き7台
アクセス 大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」直結、徒歩1分

主な用途

淀屋橋ゲートタワーは、オフィスを中心とした複合施設でありながら、商業ゾーンや公開空地も整備される予定です。

ビルの低層階には飲食・物販店舗が入り、オフィスワーカーや来街者が気軽に利用できるスペースが設置されます。また、地上階や周辺には広場や緑地も設けられ、都市に潤いを与える空間が整備されます。

建築計画のお知らせ

北立面図

配置図

出典 大和ハウス工業

出典 大和ハウス工業(北から見た図)

御堂筋側のイメージ

御堂筋に面した高さ50mの地上11階には、一般人も利用できる眺望テラス(屋上庭園、カフェラウンジなど)が整備されます。

メインエントランス

コリドール

御堂筋・土佐堀通・北浜通の3方向の面には2層分の高さを持つ半屋外空間であるコリドールを設置し、2階にテラスを配置します。

御堂筋側のイメージ

低層部(1階・2階・地下1階)には、御堂筋の玄関口にふさわしい商業店舗(約4500㎡・約25~30店舗)を導入し、歩行者空間と一体となった風格ある街並みと上質な賑わいい空間を創出します。

 

淀屋橋駅西側ビルフロア構成

 

出典 ダイワハウス工業

中高層部

(12階~27階)

オフィス
(ワンフロア貸室面積:約3,100㎡~3,660㎡)
複合フロア

(11階)

  • 御堂筋に面した高さ50m(11階)の基壇部屋上に屋上庭園(カフェなど)を設置
  • にぎわい施設
  • カンファレンス・サービスオフィス「SYNTH ビジネスセンター淀屋橋(仮称)」800㎡以上
  • シェアラウンジ「SHARE LOUNGE 淀屋橋with PLUS(仮称)」600㎡以上
  • 屋上庭園(一般利用可)
機械室

(10階)

機械室
低層階

(3階~9階)

オフィス
低層部

(地下1階~地上2階)

商業施設

  • 約4500㎡
  • 約25~30店舗
駐車場

(地下2階)

駐車場
2025年12月

2025年12月撮影

2025年12月撮影(写真右)

2025年12月撮影

2025年12月撮影

北から撮影(地下鉄の出入口が東側と西側の2か所設置されるようだ)

メインエントランス

 

2025年12月撮影

2025年12月撮影

南東から撮影

御堂筋側の歩道とコリドー

南側の歩道

2025年5月
北東から撮影
北東から撮影
北から撮影
東から撮影
南東から撮影
北から撮影
中之島公園から撮影
2025年3月
北から撮影
北東から撮影
東から撮影
南東から撮影
南から撮影
南西から撮影

北から撮影
2024年11月

北東から撮影

北から撮影

東から撮影

東面(低層階)

南東から撮影

 

淀屋橋駅(東地区・西地区)都市再生事業

淀屋橋地区完成予想図(左:東地区ビル / 右:西地区ビル)

2024年11月

エリア 東地区 西地区
階数 31階・地下3階 29階・地下2階
高さ 150m 134.99m
延床面積 約73,600㎡ 132,331.56㎡
新築着工 2022年7月(新築着工) 2022年11月(新築着工)
竣工予定 2025年5月 2025年12月
  • 東西の2棟のビルの事業者は異なるが、デザインを調和させ「御堂筋のゲートタワー」として共に2025年に竣工する予定。
  • 御堂筋に面した高さ50mの基壇部屋上階(地上11階)に、一般利用できる眺望空間(基壇部屋上庭園、カフェラウンジ等)を整備し、中之島を一望できる新たなVIEWSPOTを創出する。

位置図(出典 関電不動産開発)

出典 大阪市

土佐堀通側の敷地内のオープンスペース整備や、土佐堀川に面した水辺の溜まり空間など大川町公園の再整備により、エリアのシンボルとなる水辺の新たなにぎわい拠点を創出し、中之島を中心とした水辺の回遊性の向上を図る。

出典 大阪市

2024年6月

(北東から撮影)

軒高50mでセットバックしており、御堂筋の新たなスカイライン(高さ50m)が形成されつつある。

北から撮影

北から撮影

南東から撮影

東面を拡大

南西から撮影

 

2024年3月

2024年3月(北東から撮影)

2024年3月(北から撮影)

2024年3月(南東から撮影)

2024年3月(南西から撮影)

 

2021年9月

2021年9月撮影

2021年9月(北東から撮影)

2021年9月撮影

東側ビルの高さは150m、西側ビルの高さは135mとなるが、これは、大阪市の都市計画案で最高限度が150mと135mとなっているためと思われる。

また、大阪市は容積率を通常の1,000%から1,600%に引上げる。

淀屋橋駅西側(土佐堀通側)

住友生命淀屋橋ビル
ミズノ(2021年6月30日閉店)
白洋舎(2020年12月 白洋舎淀屋橋ビルは住友商事に11億円で売却された)
グランドセイコー(石原時計店)2021年7月20日閉店

淀屋橋駅西側(御堂筋側)

左側の「旧東京銀行大阪支店(現三菱UFJ銀行)」の「大阪東銀ビル」は2016年に「大和ハウス工業」と「住友商事」が取得している。

 

淀屋橋駅西側の道路(淀屋小路 よどやしょうじ)は廃道されたが、再開発ビル内に再現される見通し。

また、左側の「淀屋橋今西ビルディング」も再開発予定地に入っている。

 

「淀屋橋駅西地区」の西側

「大川ビル」も再開発予定地に入っている。

「淀屋橋駅西地区」住友商事ビルの西側

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