夢洲 (出典 大阪市)
大阪府・市がカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に成功した場合、予定地の夢洲(ゆめしま)への交通網など再開発が計画されている。
現在、夢洲へは自動車でしか行けないが、
- 京阪中之島線延伸
- 海遊館移転
- JR桜島線延伸
- 地下鉄中央線延伸
- 道路整備
- 船舶アクセス整備
などの交通路線整備、レジャー施設の移転が計画されている。
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京阪
京阪中之島線は、当初、西九条(JR環状線、阪神)に接続する予定だったが、大阪市営地下鉄中央線九条駅に接続する考え。
これにより夢洲(IR)から京都に直接アクセスできるようになる。
海遊館
海遊館は現在、大阪港天保山にあるが、夢洲(IR)に移転することを検討してる。
海遊館は1990年に開業、2015年から近鉄グループが経営を引き継いだ。
しかし、開業から27年目から経過しており、巨大水槽などの設備の大規模改修が必要になってくると思われ、移転も選択肢の一つとして検討している。
大阪市営地下鉄中央線延伸
大阪市営地下鉄中央線は、現在、咲洲のコスモスクエア駅が終点となっているが、海底トンネルで夢洲まで延伸する工事に着手し、2024年に開業する計画。
JR西日本桜島線延伸
JR桜島線はユニバーサルシティ駅の1つ先の桜島駅が終点となっているが、夢洲まで延伸する計画がある。
道路
現在、舞洲と夢洲を結ぶ道路は4車線だが、これを6車線化する計画がある。
船舶アクセス
関空や神戸空港から夢洲へ船で結ぶ航路ができる可能性がある。
IRの予定
IR(統合型リゾート)は2017年秋にIR実施法が成立すれば2018年以降に認定地域2~3か所を決定する予定。
政府はIR(統合型リゾート)認定都市の要件として、国際会議場、劇場、博物館など整備を考えており、東京、横浜、大阪の3都市が有力候補地となっている。
北海道、千葉、和歌山、長崎については、政府の認定要件を達成することは困難で、第一次で認定される可能性は低い。
2025年万博の開催地は2018年秋に決定する。
「夢洲まちづくり構想検討会」によると、夢洲のIR(70ha)は2024年に完成し、2025年に万博(155ha)が完成する予定。
すべての施設が完成すれば年間3,000万人の集客を見込める。当ブログ分析では就業人員は数万人になると予想している。
コメント
NYの日本人駐在員はハドソン川の対岸のニュージャージに住むことが多い。そのニュージャージーからマンハッタンへ通じるトンネルや橋は渋滞するので、フェリーでNYに通勤する人も多い。
神戸空港島からフェリーで夢洲に通勤なんて光景が実現するかもしれない。