出典 大阪市
天保山ターミナルサービス株式会社(五洋建設株式会社大阪支店を代表企業とする特別目的会社)は、大阪市港区で「天保山客船ターミナル」を建設しており2024年4月30日に引渡しを受ける。
当初は2024年4月開業予定だったが、想定外の地中障害が発生したことから工事を遅れ、2024年5月5日にオープニングセレモニーを行う。
2024年4月(南から撮影)
建物の規模は、地上3階建・延床面積5,090㎡と旧ターミナルの約2倍で、設計は松田平田設計大阪事務所、施工は五洋建設、維持管理は日本管財が担当する。
将来的には、22万トンの客船にも対応できる計画で、クルーズ客船の母港化を目指す。
CIQ処理能力は、最大41ブースで1ブース当たり120人/時で最大4,900人/時。
2024年4月(南東から撮影)
アクセスは、大阪メトロ中央線「大阪港駅」から徒歩5分。
地図
天保山客船ターミナル整備事業 概要
出典 大阪市
名称 | 天保山客船ターミナル |
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所在地 | 大阪市港区築港3丁目11-8 |
建築面積 | 2,593㎡ |
延床面積 | 5,090㎡ |
階数 | 地上3階建 |
構造 | 鉄骨造 |
代表企業 | 五洋建設 |
構成企業 | 松田平田設計大阪事務所・日本管財 |
施工 | 五洋建設 |
設計 | 松田平田設計大阪事務所 |
維持管理 | 日本管財 |
供用開始 | 2024年5月5日 |
断面図
- 多様なクルーズ客船に対応した迅速なCIQ審査が可能
- 最大41ブースのフレキシブルな配置が可能な2階の入出国審査スペース
- 出国時と入国時でレイアウトを変更できるM2階の多目的ホール
- 審査前後の待合いや観光案内等のインフォメーションスペースを1階に配置
- 将来の22万総トン級のクルーズ客船にも対応できる施設計画
10万トン以上の大型客船の乗客は3,000人~5,000人で、観光バスが50台~100台が必要となる。
大阪市の位置図によると「観光バス」が護岸近くまで乗り入れると予想され利便性は高い。
2024年4月(南西から撮影)
2024年4月(南から撮影)
ピロティ―からタクシーや観光バスが護岸に進入すると予想される。
2024年4月(南から撮影)
2024年4月(南東から撮影)
2024年4月(東から撮影)
過去写真
2023年5月