大阪市の”負の遺産”とも言われる「なにわの海の時空館」活用についての事業者が「シンフォニックスリール社」に決定した。
「なにわの海の時空館」は2000年、総工費176億円をかけて大阪・咲洲に海洋博物館として開館した。
フランスの建築家「ポール・アンドリュー」が設計し、4200枚ものガラスが使わており、菱垣廻船「浪華丸」も展示していた。
しかし、利用者数が伸びず、累計赤字約36億円を出し、2013年に閉館した。
閉館後も、約7000万円の維持費がかかっている。
事業者「シンフォニックスリール社」は既存の建物を約6,100万円で買い取り、土地の賃料として月額198万円を支払う契約を結ぶ予定で、2025年春から段階的に開業する予定。
新施設の概要
Premium Jewelry Dome Osaka [ラグジュアリーサービス]
エントランスパーク [メディカルツーリズム]
コンセプト | いのちを満たすミュージアム構想
~Premium Jewelry Dome Osaka~ |
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所在地 | 大阪市住之江区南港北2丁目5番20号 |
新施設 | 「菱垣廻船」を復元した木造船を活用した体験型文化ミュージアム
メディカルツーリズムに関する施設 |
延床面積 | 20,699㎡ |
設計 | ポール・アンドリュー |
新事業者 | シンフォニックスリール株式会社 |
建物売却額 | 6,100万円 |
土地賃料 | 198万円(月額) |
総工費 | 176億円 |
アクセス | 大阪メトロ「コスモスクエア駅」から約650m |