外資系大手経営コンサルタント「マッキンゼー」は「ラーニングセンター」を新神戸に開設すると発表した。
これに対して、神戸市は、「企業拠点移転補助制度の賃料補助による支援」を行う予定になっている。
引用 神戸市 http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2018/05/20180515041901.html
マッキンゼー・ラーニングセンター 概要
- 場所 新神戸ANAクラウンプラザホテル及びホテル直結のオフィスビル内のスペース
- 住所 神戸市中央区北野町1丁目
- 面積 約3,000平米
- 開設時期 2018年秋頃
- 事業内容 自社社員のトレーニング
- 5年後には年間延べ13,000人強が利用する計画
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コメント
また神戸市が税金投入して外資系企業を誘致したらしい。P&Gの神戸三宮誘致にも神戸市は家賃補助を出していると見られる。
民間企業が新神戸を選択したのならそれでもいい。しかし、税金で外資系企業を誘致するのはいかがなものか?
というのは、この施設は外資系企業の海外社員を日本で研修するものだ。
関空からのアクセスを考えると特急「はるか」で新大阪まで行って、新幹線の乗り換えで新神戸に行くか、バスで新神戸に行くことになる。
どう考えても、大阪市内よりも不便だ。
そうなると、海外から羽田空港に来て、品川で新幹線に乗って新神戸に到着というルートを想定しているのかもしれない。
つまり、今回の神戸市が税金を投入する予定の外資系企業誘致は、関空の利用者増加よりも羽田空港の利用者増加につながるのではないか?
以前、神戸市は「この国は、東京と神戸で握る」という広告を東京で展開していた。今でも神戸市は関西全体を活性化するという意識はないのかもしれない。