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クルージャパン機構が「ジャングリア沖縄」に80億円出資 2025年7月25日開業

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出典 経済産業省・株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)

株式会社海外需要開拓支援機構(以下 クルージャパン機構)が2025年7月25日に開業するテーマパーク「ジャングリア沖縄」の事業を主導する「株式会社 刀」に80億円を出資していたことが分かった。

 

株式会社 刀 決算概要(2022年~2023年)
決算期(事業年度) 売上高 最終損益(当期純利益) 資本金 備考
第7期(2022年11月期) 非公開(非上場) ▲1.83億円 約10億円(推定) 小幅赤字
第8期(2023年11月期) 非公開(非上場) ▲24.36億円 約5億円(減資後) 赤字が大幅に拡大、資本減資実施

非上場企業のため、詳細な売上は開示されていません。ジャングリア等の先行投資により、販管費・固定費が先行していると見られます。

 

「ジャングリア沖縄」事業費700億円の内訳
「ジャングリア沖縄」の運営会社「ジャパンエンターテイメント」への融資及び出資まとめ。
事業費716億円のうち、融資366億円、出資350億円(刀30億円、7社で約320億円?)と見られる。
大和証券グループは「刀」に140億円を出資し、「刀」はそれを原資に30億円を出資したとみられる。同じく、クルージャパン機構も「刀」に80億円を出資したと見られる。
事業費合計 716億円
30億円(出資)
オリオンビール 非公表(出資)
リウボウ 非公表(出資)
ゆがふHD 非公表(出資)
JTB 非公表(出資)
近鉄グループ 非公表(出資)
全保連 非公表(出資)
第一交通産業 非公表(出資)
商工中金 80億円(融資)
琉球銀 50億円(融資)
11金融機関

SBI新生銀行、沖縄銀行、沖縄公庫、鹿児島銀行、山陰合同銀行、千葉銀行、東和銀行、東日本銀行、福井銀行、山梨中央銀行、りそな銀行

236億円(融資)

オリオンビール、リウボウ、ゆがふHDなど沖縄県内企業・団体が出資金350億円の7割(約245億円)を負担したと見みられる。

JTB、近鉄グループ、第一交通産業などが、出資金350億円の3割(約105億円)を負担したと見みられる。

コメント

NewsPicksが「森岡毅氏率いる最強マーケター集団”刀”」についての動画を出しており、当ブログで独自に資金関係について調査しました。

 

「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」

沖縄県本島北部にテーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」が2025年7月25日に開業する。

場所は、沖縄県本島北部の「今帰仁村」と「名護市」にまたがる「旧・オリオン嵐山ゴルフ倶楽部」跡地。

アクセスは、那覇から車で1時間30分(個人的には車で2時間だと思う)。

入場料

  • 日本国内在住者の1日券6,930円(大人)
  • 外国居住者の1日券8,800円(大人)

地図

 

JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)

大自然を楽しめる気球(ホライズン バルーン 高さ200m)

名称 JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)
所在地 沖縄県国頭郡今帰仁村字呉我山553番地1

(旧:オリオン嵐山ゴルフ倶楽部の敷地内)

事業者 ジャパンエンターテイメント(沖縄県名護市)
事業規模 120ha

(北側60ha)テーマパーク(2025年7月25日開業)

(南側60ha)ホテル(2025年以降に開業)

事業費 700億円
資金調達額 600億円~700億円
本体着工 2023年2月7日起工式
開業 2025年7月25日

(北側60haを先行開業)

アトラクション 22施設(アトラクション)
飲食施設 15施設
物販施設 10施設
駐車場
  • 敷地内1,120台(2,000円)
  • 有料提携駐車場300台(500円)
  • 無料提携駐車場700台(無料)
出資者
  • 刀(代表取締役CEO森岡毅氏・大和証券140億円出資)
  • 近鉄グループホールディングス
  • オリオンビール
  • リウボウ
  • ゆがふホールディングス
アクセス 那覇空港から車で約1時間30分。(個人的には2時間だと思う)

「ダイナソーサファリ」は、12人乗りの大型車に乗り込み、約19メートルのブラキオサウルスやステゴサウルス、ティラノサウルスなど20体の恐竜と遭遇するという約17分のアトラクション。

さらにジップラインなど合計22のアトラクションとや飲食・物販店などを設置する。

敷地面積約120haのうち北側約60haを2025年7月25日に先行開業し、残り60haには、ホテルなどを建設する予定で総事業費は700億円。

 

コメント
沖縄観光コンベンションビューローによると、2024年の沖縄の入域観光客数は約965万人、また、美ら海水族館の入場者数は300万人であることから、ジャングリア沖縄の入場者数は年間100万人~200万人を推定される。
ホテル不足
周辺には、ホテルが少なく、那覇空港から車で2時間かかるので、那覇から日帰りする観光客も多いと思う。
日帰りでは時間が足りない
「美ら海水族館」と「ジャングリア沖縄」の2施設を1日で行くのは時間的に無理がある。どちらか1つを選択するなら「美ら海水族館」を選ぶ人が多いと思う。
観光客のニーズとミスマッチ
沖縄北部は、のんびりとした雰囲気を楽しみたい観光客が多い。
しかし、「ジャングリア沖縄」は活動的で観光客のニーズとミスマッチだ。
訪日外国人がメイン
日本人は「ジャングリア沖縄」にあまり行かないと思う。年間20万人~30万人程度だろう。
しかし、訪日外国人には人気になる可能性がある。50万人くらいくるかもしれない。
まとめ
アクセスの不便さなどから「ジャングリア沖縄」は個人旅行主体の日本人よりも、団体旅行が多い「訪日外国人」の方が多く来るかもしれない。
年間100万人くらいの入場者かもしれない。
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