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デルタ航空(米)2020年夏までに成田空港から撤退へ

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デルタ航空は、成田空港から羽田空港にすべてのフライトを移管する。本社があるアメリカ・アトランタの現地紙ATLANTA BUSINESS CHRONICLEが報じた。

引用 TRAICY

https://www.traicy.com/20190805-DLnrt

デルタ航空は成田空港をハブ空港としてきた。

しかし、羽田空港に国際線が就航したことから、成田空港と羽田空港に分散されることになり、成田空港のハブ機能を維持できなくなった。

その結果、デルタ航空は韓国のインチョン空港をハブ空港とし、日本発着便は羽田空港に集約し、成田空港から完全撤退することになった。

 

コメント

羽田空港の利用者数は約8,700万人、成田空港は約4,300万人で関西空港の約2,900万人よりも多い。

しかし、デルタ航空は羽田空港と成田空港の2空港に拠点を設けることはできないと判断したようだ。

関西でも神戸空港の国際化が検討されているが、海外エアラインは関西空港と神戸空港の2拠点を置くことはないだろう。

場合によっては、関西空港から完全撤退し、韓国のインチョン空港に移管し、小規模な国際線を神戸空港に開設する事態もありえる。

したがって、神戸空港の国際化は関西経済、日本経済にとって百害あって一利なし。

また、神戸市が国際化費用1,000億円以上を負担しても、訪日外国人が神戸を素通りして大阪や京都に行く可能性もあり神戸にとってもデメリットの方が大きいと思われる。

結論として、神戸空港の1日20便~30便という小規模な国際化は何の役にも立たない。

関西3空港問題は、日本の利用者目線で自分の住んでいるところから近い遠いという観点からの意見が多かった。

しかし、航空会社や訪日外国人からの目線も考慮したいといけないのではないか?

例えば、日本人が海外に行くとき、「電車1本で40分で行ける空港」と「30分で行けるが乗り換えが必要な空港」なら「所要時間40分の空港」を選択するのではないだろうか?

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