阪急うめだ本店(大阪市)
日本百貨店協会が発表した2023年1月~12月の全国百貨店売上高によると、全国で5兆4211億円で、前年比+9.2%の増加となった。
2019年の売上5兆7547億円の94%まで回復した。
地区別では、東京1兆6070億円(前年比+10.8%)、大阪8,765億円(前年比+17.4%)、神戸1,394億円(前年比+12.0%)だった。
2023年1月~12月 年間百貨店売上高
地区 | 2023年売上高(2019年) | 対前年比 |
全国 | 5兆4,211億円(5兆7,547億円) | +9.2% |
東京 | 1兆6,070億円(1兆5,975億円) | +10.8% |
横浜 | 3,319億円 (3,523億円) | +3.4% |
名古屋 | 3,808億円 (3,674億円) | +11.2% |
大阪 | 8,765億円 (8,486億円) | +17.4% |
京都 | 2,417億円 (2,382億円) | +15.3% |
神戸 | 1,394億円 (1,397億円) | +12.0% |
札幌 | 1,479億円 (1,583億円) | +12.1% |
仙台 | 728億円 (759億円) | +4.0% |
広島 | 915億円 (1,200億円) | +0.1% |
福岡 | 2,264億円 (2,101億円) | +16.5% |
コメント
2023年5月8日に、新型コロナウイルス感染症の分類が「5類」に引き下げられたことで、経済活動が活発になり、高額品中心に売上高が増加した。
また、2023年の年間訪日外国客数は約2,500万人(2019年は3,188万人)と急速に回復し、免税売上高も年間3,484億円とデータがある2015年以降で過去最高となった。
関西地区
大阪地区の年間売上高は8,765億円で、神戸地区1,394億円の6.3倍となった。