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全国百貨店売上高(2024年10月)東京-1.1%と低迷するが、大阪+4.2%、福岡+4.4%と好調

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阪急うめだ本店(大阪市)

日本百貨店協会が発表した2024年10月の全国百貨店売上高は、全国で4,477億円で、前年比-0.7%の減少となった。

10月も気温が高く単価の高いコート類などの秋冬物が不振だった。

(数字については、当ブログで独自試算したものも含まれます)

百貨店売上高(2024年10月)
地区 2024年10月売上高(月間) 対前年比
全国 4,477億円 -0.7%
東京 1,309億円 -1.1%
大阪 782億円 +4.2%
名古屋 325億円 -1.2%
横浜 268億円 -0.7%
京都 214億円 +1.3%
福岡 203億円 +4.4%
札幌 129億円 +1.5%
神戸 120億円 +1.9%
広島 65億円 -6.2%
仙台 59億円 -5.3%

地区別では、東京1,309億円(前年比-1.1%)、大阪782億円(前年比+4.2%)で、東京地区は前年比-1.1%だが大阪地区は+4.2%と好調だった。

大阪駅周辺の再開発ビルが相次いで開業し人出が増加し、インバウンド需要も好調だった推定される。

横浜は268億円(前年比-0.7%)と東京と同様低迷している。

 

免税売上高が急増

全国百貨店の2024年10月の免税売上高は508億円(前年比+32.3%)で、10月単月として過去最高を記録した。

2024年1〜10月の免税売上高の累計は5,347億円で、現行の統計が始まった2014年10月以来の年間最高額である2023年の3,484億円を大きく上回っている。

 

コメント
東京や横浜などの物価高の影響で、百貨店で買い物する余裕がなくなってきたのかもしれない。
阪急阪神百貨店は全店舗の免税売上高予想を1260億円に上方修正した。2024年4月~9月の免税売上高は693億円(阪急本店だけで559億円)となっている。
2025年春の万博に合わせた再開発が開業しだしており、万博効果かもしれない。
東京マスコミは、大阪万博は失敗すると報道しているが、実際は逆に万博効果で関西の景気が大きく上向く可能性も見えてきた。
阪急本店の売上高予想も上方修正して3588億円(同3447億円)としている。
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