姫路市文化コンベンションセンター(出典 姫路市)
姫路市は2021年秋のオープンを目標に、JR姫路駅東側に「2,000席の大ホール、中小ホールや4,000平米の展示場」などの持つ「(仮称)姫路市文化コンベンションセンター」を建設する。
2018年10月19日に起工式を行った。建設費は約245億円となる。
大ホールと中ホールの緞帳(どんちょう)は、姫路市出身のデザイナー高田賢三さんがデザインをし、大ホール用の緞帳製作費5,000万円は地元企業「グーローリー(貨幣処理機製造)」が姫路市に寄付をする。
出典 姫路市
スポンサーリンク
JR姫路駅東の建設予定地(2018年4月)
JR姫路駅東口から長さ700mの通路を建設し「(仮称)姫路市文化コンベンションセンター」と連絡する。
この通路の途中に「(仮称)キャスティ21公園」を建設し、姫路市文化コンベンションセンターとの通路と一体開発する。
「(仮称)キャスティ21公園」の完成予想図(出典 神戸市)
(仮称)姫路市文化コンベンションセンター 物件概要
- 大ホール 約2,000席
- 中ホール 約700席
- 小ホール 約180席
- 屋内展示場 約4,000平米
- 屋外展示場 約1,600平米
出典 姫路市
大ホール(2,000席)の完成予想図(出典 姫路市)
中ホール(700席)の完成予想図(出典 姫路市)
小ホール(180席)の完成予想図(出典 姫路市)
2018年4月撮影
JR線路の南から見て、写真の右奥に「姫路市文化コンベンションセンター」が建設され、写真の左奥に「キャスティ21公園」が建設される。
出典 姫路市
アクセス
コメント
JR姫路駅の北側は商業施設「ピオレ姫路」や「ホテルモントレ姫路」が建設されて、ほぼ再開発が完成している。
今回の「姫路市文化コンベンションセンター」が開業すれば、JR姫路駅東側の再開発が進むと見られる。
実際に、現地に行くと、JR姫路駅から東側は高架下に駐車場があるだけで、殺風景だった。
規模的には西宮市の「兵庫県立芸術文化センター」(大ホール 2,001席、中ホール 800席、小ホール400席)とほぼ同じとなるが、姫路市文化コンベンションセンターは「4,000平米の展示場」を併設する点が異なる。