
英紙 インディペンデント は、日本の都市 神戸 を「過小評価された街」「混雑と無縁の日本のとっておきの秘密」と絶賛しました。
2025年に訪日客が過去最多の4270万人に達し、東京・京都・大阪が混雑するなか、神戸は大阪から約25分、京都から約50分という好立地にもかかわらず、外国人宿泊者数は約94万5000人にとどまっています。欧米では知名度がそれほど高くない点について、かつて日本の玄関口だった歴史を思えば皮肉だと報じています。
- 日本最古級の温泉地 有馬温泉
- 神戸牛
- 日本酒(灘五郷)
- 北野異人館
- 生田神社
- 三宮周辺の古着店
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とろける霜降り牛、温泉、日本酒――しかも混雑はありません。この港町は日本の“知られざる名都市”だと、ヴィーナス・ウォン氏は語っています。
2026年2月13日(金)07:35 GMT
日本はいま、オーバーツーリズムの重圧に直面しています。訪日外国人は2022年の380万人から、2025年には過去最高の4,270万人へと急増しました。大阪、京都、東京といった有名都市では、観光地は混雑し、ホテルは満室が当たり前になっています。
そのような中にあるのが神戸です。名高い神戸牛で知られる一方、それ以外については多くの旅行者にとってまだ謎めいた存在です。
大阪や京都から電車でそれぞれ25分、50分という近さにもかかわらず、日本第6の都市である神戸は、特に欧米の観光客からあまり注目されていません。
神戸観光局の2024年の統計によると、外国人宿泊者数は約94万5,000人にとどまっています。歴史的に日本の“世界への玄関口”であったことを考えると、皮肉ともいえる数字です。
神戸は1868年に外国貿易のために開港した港町で、その後ヨーロッパやアメリカの商人が移り住み、国際色豊かなコミュニティを築きました。また、日本最古級の温泉地の一つである有馬温泉があり、外国人客を最初に受け入れた温泉地としても知られています。
関東・関西を巡る10日間の旅の途中、東京・京都・大阪で観光客の波にもまれた後、私は有馬の老舗旅館「陶泉 御所坊」の露天風呂に入りました。12世紀創業の静かな宿で、かつては侍や天皇も訪れたといわれています。
名物は、塩分・カルシウム・鉄分を豊富に含む加圧源泉です。「金泉」と呼ばれる赤茶色の湯は、古くから効能があると伝えられています。旅で疲れた体がゆっくりとほぐれていくのを実感しました。
翌日、市街地へ向かい、神戸を象徴する名物を味わいました。
神戸牛は説明するまでもありません。家族経営の精肉店から1960年代に鉄板焼き店へと発展した「神戸牛ステーキレストラン 菊水」では、その厳格な基準について学びました。兵庫県産但馬牛のみを使用し、最高ランク「A5」に達して初めて“神戸牛”と名乗ることができます。
シェフが20年以上使い続けている鉄板で丁寧に焼き上げた一口大の肉は、黄金色のフライドガーリックとともに提供されました。濃厚な旨味がゆっくりと広がり、口の中でとろける感覚は格別でした。
食後は日本酒を楽しみました。神戸は日本酒の中心地でもあります。
市内の灘五郷には5つの歴史ある酒蔵が集まり、日本全体の約4分の1を生産しています。中でも有名なのが、1659年創業の菊正宗酒造です。酒造記念館では限定酒の試飲ができ、円安の影響もあり、1本15ポンドほどという手頃な価格で購入できました。
神戸は食だけでなく、ショッピングも魅力的です。高級ブランドからストリート系、古着店まで揃っていながら、東京や大阪ほど混雑していません。三宮周辺の古着店では、状態の良いジャケットをお得に購入することができました。
街歩きもおすすめです。異人館が立ち並ぶ北野地区には、ドイツ風の「風見鶏の館」などがあり、神戸の多文化的な歴史を感じることができます。
より伝統的な場所としては、3世紀創建とされる生田神社もおすすめです。縁結びのご利益で知られています。
さらに足を延ばせば、新幹線でわずか15分の姫路には、日本最大かつ最も保存状態の良い城郭である姫路城があります。
日本有数の観光都市を巡った後、穏やかな神戸は心地よい休息の場でした。独自の文化、美食、便利な温泉、そして上質なショッピング体験を備えたこの街が、いつまでも“秘密”のままでいるとは思えません。
