イメージ図(大阪・夢洲IR)
全都道府県と政令市手都市を対象とした統合型リゾート(IR)の誘致意向調査で8地域が「申請予定または検討」との前向きな回答をした。
2020年にも統合型リゾート(IR)整備都市が最大3カ所認定される見通し。
ただし、アンケート調査なので、他の自治体の立候補の可能性もある。
統合型リゾート(IR)の誘致意向調査結果
申請を予定もしくは検討自治体 | |
千葉市 | |
東京都 | |
横浜市 | |
名古屋市 | |
大阪府・市 | |
和歌山県 | |
長崎市 |
2019年11月28日の報道で「北海道、IR誘致断念へ」と報道された。
コメント
最大3都市なので、東京圏+大阪圏+地方の3都市が選定されると思っていた。
しかし、「宿泊施設3,000室以上」「100,000平米以上の展示場」という条件から、東京圏と大阪圏以外では経営的に困難と思われる。
したがって、東京、横浜、大阪が有力と思われる。
そもそも、統合型リゾート(IR)誘致は、安倍政権がトランプ政権(アメリカ)と親密なラスベガス・サンズを東京・お台場に誘致する狙いがあったと思われる。
しかし、東京都がIR誘致に立候補しないので、菅官房長官が地元の横浜市に誘致するよう働きかけたのではないか?
横浜市が立候補すると東京都も立候補しやすくなるからだ。
東京は外国人ビジネス客や観光客が多いが、横浜市は外国人に不人気となっている。
また、東京都内のホテルに宿泊して車で横浜市の山下ふ頭に行くのに1時間程度かかるので、横浜IRが成功する可能性は低い。
したがって最終的には、「東京」と「大阪」の2都市が選ばれるのではないか?
ただ、東京都が立候補しない場合は横浜市が選ばれる可能性がある。