出典 JR北海道
JR北海道などは、北海道新幹線の札幌延伸に伴う再開発で、JR札幌駅南口の「商業施設エスタ跡地」に超高層複合ビルを2028年度に開業する。
閉店・閉鎖日
- 商業施設「エスタ」:2023年8月31日閉店
- バスターミナル:2023年9月20日閉鎖
建物の規模は、地上43階建・高さ245m・延床面積約39万㎡で、高層階に高級ホテル(200室)と中層階に宿泊主体ホテル(300室)の2ホテルが入居する。
さらに、中層階はオフィス、低層階は商業施設で、1Fにはバスターミナルを設置する。
オフィスの基準階貸室面積は約1,000坪(約3,300㎡)で札幌市内最大級となる。
地図
出典 JR北海道
北5西1・西2地区市街地再開発 概要
名称 | 北5西1・西2地区市街地再開発 |
所在地 | 札幌市中央区北5条西1丁目・北5条西2丁目 |
用途 | 商業・業務・ホテル・バスターミナル・駐車場 |
敷地面積 | 25,000㎡ |
延床面積 | 386,700㎡ |
階数 | 地上43階・地下4階 |
高さ | 245m |
事業主体 | 札幌駅交流点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合
地権者
参加組合員
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設計 | 日本設計・清水建設 設計共同体 |
施工 | 清水建設(代表企業)、構成員(伊藤組土建、岩田地崎建設、札幌工業、泰進建設) |
着工予定 | 2023年度 |
竣工予定 | 2028年度 |
出典 JR北海道
フロア | 機能 | 面積 |
41F~43F | 展望施設 | 4,500㎡ |
35F~40F | 高級ホテル(6フロア:200室) | 25,500㎡ |
10F~12F/18F~33F | オフィス | 85,500㎡ |
10F・14F~17F | 宿泊主体ホテル(300室) | 14,000㎡ |
B1F~10F | 商業施設 | 109,000㎡ |
その他共用部等 | 150,000㎡ | |
1F | バスターミナル | バスターミナル |
地下 | 駐車場 | 駐車場 |
「米ホテル大手のマリオット・インターナショナルが最高級ブランドのホテルを進出させる。(中略)マリオット系の最高級ブランドは(ザ・リッツ・カールトン)や(セントレジス)(エディション)などがあり、具体的なブランドを今後詰める。」
「最低でも1泊4万~5万円以上が目安」
ホテルは高層階(35F~40F)の6フロアに200室を設置し、運営はJR北海道ホテルズが担当する。
41F~43Fには展望施設(4,500㎡)を設置する。
清水建設を代表企業とする共同企業体「清水・伊藤・岩田地崎・札建・泰進共同企業体 」が特定業務代行者に選定された。
完成すれば、既存のJRタワー(地上38階・高さ173m・延床面積約28万㎡)よりも大規模なビルとなる。
札幌駅「JRタワーホテル日航札幌」地上38階・高さ173m・延床28万㎡
- 札幌市・JR北海道ら5者は、JR札幌駅南口の「商業施設エスタやバスターミナルなど」を再開発する「北5西1・西2地区市街地再開発準備組合」を2019年11月に設立した。
- 2030年の札幌冬季オリンピック誘致や2030年度末の北海道新幹線「札幌駅開業」を控え2028年度の供用開始を目指す。
出典 JR北海道
商業施設「エスタ」は2023年夏に閉店する。
新幹線アトリウム(出典 JR北海道)
駅前広場アトリウム(出典 JR北海道)
バスターミナル待合アトリウム(出典 JR北海道)
屋内テラス・内観(出典 JR北海道)
屋内テラス(出典 JR北海道)
スカイガーデン(出典 JR北海道)