関西電力と米cyrusone(サイラスワン)社が設立した「関西電力サイラスワン株式会社」は、京都府精華町に同社初となるデータセンターを建設する。
データセンターの規模は、地上4階建・敷地面積約2万㎡・延床面積3万8700㎡で、2024年9月に土地造成工事を開始、2025年後半に本体工事に着工し、2027年度中の営業開始を目指す。
本物件の総受電容量は70MW(メガワット)で、今後10年程度で1兆円以上を投資し、関西や首都圏を中心にデーダセンターを建設する。
最終的には、本物件の70MW(メガワット)の約40倍の総受電容量2,900MW(メガワット)を目指す。
当ブログの試算では、本物件の事業費は300億円~500億円と推定される。
ちなみに、2024年現在で概要が公表されている新規・増設データーセンターの数は、東京圏(東京・神奈川)10件、関西圏(大阪・京都)6件で、全国の約9割を占める。
地図
関西電力サイラスワンOSK1
プロジェクト名 | 関西電力サイラスワンOSK1 |
所在地 | 京都府相楽郡精華町光台2丁目2-7 |
敷地面積 | 19,693㎡ |
延床面積 | 38,777㎡ |
階数 | 地上4階 |
総受電容量 | 70MW(IT容量48MW) |
事業主 | 関西電力サイラスワン株式会社
(関西電力50%出資:米cyrusoneサイラスワン社50%出資) |
運転開始時期 | 2027年度中 |