2018年8月撮影
「SGリアルティ」は佐川急便を中核とするグループ会社の不動産施設を管理運営する会社で、「からくさホテルグランデ新大阪タワー(396室 高さ97m)」は「からくさホテルブランド」を展開する「ザイマックス」グループとの共同事業となる。
最高部は全天候カバーで覆われているので、はっきりは分からないが、2018年12月現在、24階建ての22階くらいまで達しているようだ。
完成予想図
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からくさホテルグランデ新大阪タワー 物件概要
名称 | からくさホテルグランデ新大阪タワー |
所在地 | 大阪市淀川区宮原3丁目9番他 |
用途 | ホテル |
敷地面積 | 2,080.24平米 |
建築面積 | 1,110平米 |
延床面積 | 18,500平米 |
容積率対象面積 | 16,000平米 |
構造 | 鉄骨造 |
階数 | 地上24階・地下2階・塔屋1階 |
客室数 | 396室(うちコネクティングルーム160室) |
高さ | 97.0m |
事業主 | SGリアルティ |
設計・施工 | 清水建設 |
着工 | 2017年5月1日 |
竣工 | 2019年7月末 |
開業 | 2019年11月末 |
通常の建築現場と違うところがある。それがこのタワークレーン。
このクレーンは、清水建設が開発したタワークレーン「エクスター」と思われる。
「エクスター」はブームを水平方向に伸縮でき、作業半径を3m~25mの範囲で自由に調整できる。
水平に伸縮できるので、頂部を全天候カバーで覆い、カバーの側面からブームを伸ばし資材を吊り上げ、ブームを縮めて全天候カバーの中に取り込むことができる。
これにより、自立型ロボットが雨に濡れずに作業できる。
清水建設は、「天井ボード貼り」「資材運搬」「鉄骨溶接」の3種類の作業を6台のロボットにより施工している。
現地 北立面図を撮影
低層階(北西)の様子
低層階(北)の様子
南東から撮影
本ホテルの特徴
- JR新大阪駅からUSJ、京都、奈良へ行く観光客を取り込む
- 客室はツインルームを基本
- 客室 (5階~14階) 21平米
- 客室(15階~24階)25平米、36平米~43平米
- ホテルの開業は2019年11月末の予定
新大阪駅の南から撮影
アクセス
新大阪駅から北西に徒歩4分
コメント
当ブログの理解では、新大阪周辺は航空法で高さ制限130mだが、タワークレーンの高さが約30mなので、建物の高さは約100mになっている。
したがって、タワークレーンの高さが20mなら建物の高さは110mまで建設可能になるのではないか?
現場近くを約300mで飛行する伊丹空港着陸機