2017年に閉館したJR金沢駅前の「旧・金沢都ホテル跡地(敷地約4,900㎡)」について、土地の所有者の近鉄不動産と金沢市は「国の都市再生特別措置法を活用して開発を進める方針」で合意した。
「旧・金沢都ホテル跡地」の高さ制限は60mだが、今後、都市再生特別措置法を活用して高さ制限を引き上げることを検討すると見られる。
参照 北國新聞
地図
旧 金沢都ホテル 概要
名称 | 旧・金沢都ホテル |
所在地 | 石川県金沢氏此花町6番10号 |
敷地面積 | 4,886.28㎡ |
延床面積 | 31,984.89㎡(本館と新館の合計) |
階数 | 地上7階・地下3階(本館)
地上8階・地下1階(新館) |
客室数 | 193室 |
開業 | 1963年 |
閉館 | 2017年 |
アクセス | JR金沢駅前 |
コメント
旧・金沢都ホテルは、JR金沢駅の鼓門前で金沢の超一等地に立地していた。
以前は、低層階はオフィス、高層階はホテルとする計画があった。
しかし、新型コロナの影響で、従来の計画は白紙に戻ったとされる。
今後の予定
国の都市再生特別措置法を活用するため、申請までに1年~2年、国の審査に1年の合計2年~3年くらいかかるのではないか?
最も早い場合、2025年に国に申請して、2026年に着工、2029年頃に開業と思われる。
どのような計画か?
基本的には低層階は商業施設、中層階はオフィス、高層階は高級ホテルになると思う。
近鉄は、全国で「ウェスティンホテル」「シェラトンホテル」「マリオットホテル」を展開しており、金沢の超一等地であることから外資系高級ホテルが入居する可能性があると思う。
このうち、マリオットは2024年3月に「コートヤード・バイ・マリオット福井」を開業するなど北陸地方へ積極的に進出している。
ホテル日航金沢(ポルテ金沢)と同規模か?
- ポルテ金沢
- 所在地 :石川県金沢市本町2-15-1
- 階数 :地上30階・地下2階
- 高さ :130m
- 構造 :鉄骨、鉄骨鉄筋コンクリート造
- 敷地面積 :7,653.62㎡
- 延床面積 :61,935m㎡
- 竣工 :1994年3月
近鉄・金沢都ホテル跡地計画(予想)
個人ブログの予想で、根拠はありません。
しかし、既存のホテルと競争関係になるので、できるだけ規模を大きくしたいのではないか?
- 所在地 :石川県金沢氏此花町6番10号
- 階数 :地上25階~30階
- 高さ :100m~130m
- 構造 :鉄骨造
- 敷地面積 :4,886.28㎡
- 容積率 :1,000%~1,300%
- 延床面積 :50,000㎡~63,500m㎡
- 竣工 :2029年