近鉄HD「夢洲~奈良」直通電車の運行を継続検討も、2025年大阪・関西万博は見送りか?(2029年IRと同時開業か?)

出典「近鉄グループ中期経営計画2024」

近鉄グループホールディングス(HD)は、2021年5月14日に「近鉄グループ中期経営計画2024(2021年度~2024年度)」を発表した。

その中で、近鉄HDが計画していた2025年4月13日~10月13日開催の大阪・関西万博の会場となる「夢洲」と「近鉄奈良駅」との直通電車の運行について「夢洲と沿線観光地を直通で結ぶ列車の運行を継続検討」すると記載している。

但し、運行開始時期については記載されておらず、2025年の大阪・関西万博に間に合うかどうかははっきりしない。

2021年3月、産経新聞は「近鉄 夢洲への直通列車 大阪万博前の開業見送り検討」「万博前の運行開始はない。IRに合わせて検討する」と報道している。

引用 産経新聞 https://www.sankei.com/economy/news/210322/ecn2103220010-n1.html

 

ルート計画と新型車両

  • 夢洲(大阪メトロ中央線)から近鉄けいはんな線経由で「近鉄生駒駅」で近鉄奈良線に乗り入れる計画だった。
  • 「大阪メトロ中央線・近鉄けいはんな線(第三軌条方式)直流750V」と「近鉄奈良線(架空線方式)直流1500V」は、集電方式が異なるため、両方式に対応できる新型車両の技術開発をドイツ企業とともに進めていた。
  • 集電方式を切り替えるため、近鉄生駒駅付近に「渡り線」を設置する必要がある。

 

延期の理由

  • 大阪・関西万博の開催期間は半年であるため、多額の投資を回収できない。あくまでも統合型リゾート(IR)開業に合わせて、直通運転を開始する予定だった。
  • しかし、統合型リゾート(IR)が2029年以降に先送りになったため、IR開業に合わせて計画を調整するもの。

 

コメント
鉄道の新線は半年前から試運転をすることが多い。2025年大阪・関西万博に間に合わせるためには2024年秋くらいに新運転を開始しないといけない。しかし、新型車両の開発の続報はない。
個人的な予想ですが、やはり2025年大阪・関西万博には直通運転は間に合わないのではないか?2029年のIR開業が正式に決定した段階で開業に向けたスケジュールが始まると思う。政府のIR候補地の決定が遅れたことが、関西の交通の発展にも悪影響が出ていると言える。
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