関空と神戸空港の飛行経路の見直し案、2025年神戸空港発着枠1日120回に拡大、2030年関空年間30万回

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筆者撮影(スマホ)

2025年大阪・関西万博を見据えて関西空港と神戸空港の発着枠を増やすための新たな飛行ルート案について、地域への騒音の影響を調べる検証委員会の初会合が2023年8月3日、神戸市内で開かれた。

 

背景

関西国際空港については、2030年代前半を目途に年間発着回数を現在の23万回から30万回とする。

また、2025年大阪・関西万博に向けた万全の体制の整備のため、1時間あたりの処理能力を現在の46回から60回に引き上る。

 

神戸空港については、2025年度に国内線の1日の最大発着回数を現在の80回から120回に拡大し国際チャーター便を就航させる。

さらに、2030年頃に1日の最大発着回数40回を限度に国際線を就航させ、1日の最大発着回数を160回とする。

 

基本的な方針

関空発着機は、騒音対策のため高度を上げるため大阪湾を大きく周回しているが、見直し案では周回半径を小さくし淡路島の上空を飛行する経路を増加させる。

神戸空港発着機は、明石海峡上空ルートしかないが、新に淡路島上空ルートを設定し、「対面通行」を解消する。

 

神戸空港の飛行経路(西風)

現在の飛行経路(西風)

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飛行経路の見直し案(西風)

 

関空の飛行経路(北風出発)

現在の飛行経路(北風出発)

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飛行経路の見直し案(北風出発)

 

当ブログの解釈

当初は、神戸空港国際化のために「飛行経路」を見直しすると思っていた。

しかし、今回の「飛行経路の見直し」は関空の方が発着枠増加のメリットが大きい。

 

神戸空港の飛行経路は明石海峡まで「対面通行」のため、1日の発着枠は100回~120回が限界と思われてきた。

すでに神戸空港の発着枠は1日80回になっているので、国際線は残りの20回~30回と予想されていた。

ところが、神戸空港の発着枠を1日160回(国際線枠40回+国内線40枠)に引き上げる案が出てきた。

神戸空港の国際線が20回~30回ならば、「飛行経路の見直し」は必要ないはずだ。

 

 

飛行経路の見直し効果

神戸空港は飛行経路の見直しにより1日80便が1日160便に増加する。

年間29,200回が58,400回になる。約2.9万回の増加である。

関空は飛行経路の見直しにより年間23万回から30万回に7万回増加する。

つまり、今回の飛行経路の見直しは、関空の方がメリットが大きい。

 

コメント

関空の年間発着枠を23万回から30万回に増加させるためには、淡路島上空ルートを新規で設定する必要がある。

しかし、淡路島は兵庫県なので、兵庫県との調整が必要になってくる。

兵庫県を納得させるために、神戸空港国際線とセットで「飛行経路の見直し」をするのではないか?

現状の飛行経路のままでも、神戸空港の発着枠は100回~120回までは増加できる。つまり、国際線20回~30回であれば、「飛行経路の見直し」は必要ない。

しかも、神戸空港は国内線枠も40回増加させるが、当ブログの知る限り神戸市側から国内線増枠の要望はなかったと思う。

つまり、関空の発着枠23万回から30万回に増加させるために、神戸空港に国際線を就航させるということかもしれない。

 

 

資料(その他の飛行経路)

現在の飛行経路(東風)

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飛行経路の見直し案(東風)

 

現在の飛行経路(南風出発)

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飛行経路の見直し案(南風出発)

 

現在の飛行経路(北風到着)

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飛行経路の見直し案(北風到着)

現在の飛行経路(南風到着)

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飛行経路の見直し案(南風到着)

 

 

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