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2018年4月、関空国際線+15%、伊丹空港、神戸空港の国内線も好調

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2018年4月の関西国際空港の利用者は全体で253万人(前年比+13%)、国際線利用者は198万人(前年比+15%)となった。

伊丹空港(国内線)利用者は131万人(前年比+9%)、神戸空港(国内線)利用者は25万人(前年比+8%)と関西3空港すべて好調に推移した。
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2018年4月(月間) 関西3空港利用者数

空港名 合計(前年比) 国内線 国際線
関西空港 253万人(+13%) 55万人 198万人(+15%)
伊丹空港 131万人(+9%) 131万人
神戸空港 25万人(+8%) 25万人
合計 409万人 211万人 198万人

大阪市内のホテル開業の影響?

2017年の大阪市内のホテルの平均客室稼働率は80%台後半でほとんど満室状態が続いていた。

しかし、2018年もホテルの新規開業が相次いだことで、客室に余裕ができ予約が取りやすくなったと思われる。

その結果、関空の外国人国際線利用者数が+15%と大幅に増加したと思われる。

 

2018年の関空利用者数は?

2018年も大阪市内ではホテルが大量開業する予定で、外国人観光客の増加が予想される。

したがって関空利用者も2017年の2,798万人から、+10%~+15%増加し、年間利用者数3,000万人を突破する可能性がでてきた。

 

2018年予想

(2018年1月~4月)の4ヶ月実績を3倍し年間予想すると

  • 国際線  2,328万人(前年2,114万人)
  • 国内線     678万人(前年   684万人)
  • 合計     3,006万人(前年2,798万人)

 

コメント

大阪への訪日外国人は2017年に1,111万人となり、これ以上は増加しないのではないかと思うこともある。

しかし、当ブログでは2018年も引き続き大阪への訪日外国人は10%~15%増加すると予想している。

関西に住んでいると大阪のホテルに宿泊することは少ないので、大阪のホテルがほとんど満室で予約が取れないと気づかない。

しかし、大阪のホテル客室が満室状態のため、大阪に宿泊したい訪日外国人が来日を諦めたり、来日回数を減らしているケースもあると思われる。

訪日外国人が急増しているので気付きにくいが、実は大阪のホテル客室数が上限となって訪日外国人の人数が抑えられている。

2018年も大阪ではホテルが続々と新規開業しているので、ホテル客室数の上限が上がる。その分だけ訪日外国人は増加すると思われる。

つまり、大阪はホテル客室数不足のため、インバウンドのビジネスチャンスを失っていたと言える。

結局、東京圏人口は3,000万人だが、アジアの人口は44億人と東京圏の100倍以上の巨大なマーケットなのだ。

大阪はアジアに近いという地理的メリットを最大限に生かせば、今後も訪日観光客は増加すると予想される。

ヨーロッパなどでは税金の安い隣国に毎週のように買い物に行くことがある。アジアの富裕層も毎年何度も大阪を訪問することもある。

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