関西空港(筆者 撮影)
関西3空港の2021年(暦年)の利用者数は合計1,146万人で前年比-28%、前々年比-78%となった。
2021年暦年 関西3空港の利用者数
空港名 | 利用者合計(前年比) | 国際線 | 国内線 |
関西空港 | 306万人(-53%) | 25万人(-93%) | 281万人(-8%) |
伊丹空港 | 677万人(-12%) | —— | 677万人(-12%) |
神戸空港 | 163万人(-52%) | —— | 163万人(横ばい) |
合計 | 1,146万人(-28%) | 25万人(-93%) | 1,121万人 |
- 2019年の関空利用者数は3,191万人だったが、2021年は306万人と-90%と大幅に減少した。
- 2021年の関空の貨物取扱量は約81.4万トン(国際貨物80.8万トン)で前年比+15%、前々年比+6%と増加した。
以下は過去情報
伊丹空港(筆者 撮影)
2019年4月~2020年3月 関西3空港の年間利用者数
空港名 | 利用者合計 | 国際線 | 国内線 |
関西空港 | 2,876万人(-2%) | 2,206万人(-4%) | 671万人(+3%) |
伊丹空港 | 1,577万人(-3%) | —— | 1,577万人(-3%) |
神戸空港 | 329万人(+3%) | —— | 329万人(+3%) |
合計 | 4,782万人(-2%) | 2,206万人(-4%) | 2,576万人(-1%) |
関西国際空港
関西エアポートは2025年の大阪関西万博までに国際線処理能力(T1+T2)を4,000万人に引き上げる予定。
設計時のターミナル1(T1)の年間処理能力は2,500万人(国際線1,200万人、国内線1,300万人)だったが、2018年にはT1の国際線利用者は2,060万人、国内線400万人となっていた。
そこでT1の国内線エリアを国際線に利用する改修を行う。
関空ターミナルの処理能力(設計時)
ターミナル | 設計時の処理能力 | 国際線 | 国内線 |
ターミナル1(T1) | 2,500万人 | 1,200万人 | 1,300万人 |
ターミナル1(T2) | 835万人 | 285万人 | 550万人 |
合計 | 3,335万人 | 1,485万人 | 1,850万人 |
伊丹空港
伊丹空港は約3年をかけた全面改修が2020年7月に完了しグランドオープンした。
南北エリアにそれぞれ「スマートレーン」と「ウォークスルー型商業エリア」が完成し、より便利になり、買い物もしやすくなり、検査後に飲食できる店舗が大幅に増加する。
- スターバックスコーヒー(南館2F検査後エリア?)
- 551HORAI(南館2F検査前エリア)
- メゾンカイザー(北館2F検査後エリア?)
- 上島珈琲店(北館2F検査前エリア)
- 南北合計で31店舗が新規オープンする
出典 関西エアポート
神戸空港
神戸空港の発着枠は2019年8月から1日60回(30往復)から1日80回(40往復)と拡大され2019年度の利用者数は329万人と前年比+3%と増加した。
2022年夏ダイヤ(3月27日~10月29日)でFDAが神戸=新潟路線を1往復で運航する。