神戸空港の第2ターミナルが「2025年4月18日」に開業し、国際チャーター便が就航する。
就航先は、韓国(仁川)、中国(上海・南京)、台湾(台北・台中)の3か国5都市で、便数は合計週40往復となる。
また、GW期間中にはベトナムの「ベトジェットエア」もチャーター便の運航を計画している。
1便当たり140名が搭乗すると、神戸空港の国際線利用者数は年間約60万人となる見込み。
国際チャーター便としてはかなり便数が多いと思う。
しかし、神戸に需要があるのではなく、2025年4月13日に開幕する「2025年大阪・関西万博」需要である可能性がある。
航空業界に詳しい人なら分かると思うが、全世界的に航空業界は「夏ダイヤ(3月30日~10月25日)」「冬ダイヤ(10月26日~)」という2つのスケジュールで動いている。
したがって「2025年4月18日」に就航開始するのは異例と言える。
当ブログが思うに、海外エアラインは2025年3月30日に神戸空港に就航しても利用者がいないと判断したと思う。
2025年4月13日、2025年大阪・関西万博が開幕するのでそれに合わせて、国際チャーター便を就航させたと思う。
ただ、開幕直後は混雑したり大阪のホテル代が高くなるので、開幕から5日後の2025年4月18日に就航するのだと思う。
大韓航空とスターラックスの2025年冬ダイヤを見ると、「神戸=ソウル(大韓航空)」「神戸=台北・台中(スターラックス)」とも該当するフライトがないと表示される。
当ブログの予想では、神戸空港国際チャーター便は、2025年大阪・関西万博のために就航するのであって、万博が終われば神戸空港から撤退・減便する可能性があると思う。
大韓航空(神戸=ソウル)
2025年10月26日以降の神戸=ソウル便は「白紙」になっている。
大韓航空(関空=ソウル)
2025年10月26日以降の関空=ソウル便は「予約できる」状態になっている。
2025年4月18日就航
- 韓国(仁川)、中国(上海・南京)、台湾(台北・台中)の3か国5都市
- 合計週40往復
国名 | 航空会社 | 路線 | 便数 |
---|---|---|---|
大韓民国 | 大韓航空 | 神戸=ソウル | 2往復/日 |
中国 | 吉祥航空 | 神戸=上海 | 1往復/日 |
中国 | 吉祥航空 | 神戸=南京 | 1往復/日 |
台湾 | スターラックス航空 | 神戸=台北 | 火曜、木曜、日曜 |
台湾 | エバー航空 | 神戸=台北 | 月曜、金曜 |
台湾 | スターラックス航空 | 神戸=台中 | 1往復/日 |
神戸空港(筆者撮影)
施設名 | 神戸空港「第2ターミナルビル」 |
---|---|
所在地 | 神⼾市中央区神⼾空港1 |
延床面積 | 18,700㎡(当初17,000㎡) |
階数 | 2階建 |
搭乗口 |
|
搭乗方法 |
|
運用 | 国内線(40回/日)と国際線チャーター便に対応 |
建設費 | 150億円(全体283億円) |
供用開始 | 2025年4月18日 |
建物管理 |
|
アクセス | 第1ターミナルビルから約300m
(無料シャトルバス15分に1便) |