神戸の百貨店売上高7カ月連続前年下回る2018年3月
引用 神戸新聞 https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201804/0011196813.shtml
一方、別の記事では
近畿の百貨店売上高、2018年3月4.4%増、春物衣料好調
日本百貨店協会が発表した(2018年)3月の近畿地方の百貨店売上高は前年同月比4.4%増の1266億円だった。
気温の上昇で春物衣料の売れ行きが良く、2カ月ぶりに前年実績を上回った。地域別では免税品の販売が好調な大阪が9.1%増、京都が1.7%増だったが、神戸が1.1%減
引用 日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29655960Q8A420C1LKA000/
日経新聞では、「気温上昇により春物衣料の売れ行きが良く」としているが、神戸の百貨店売上高は逆に-1.1%と減少している。
神戸だけ気温が低かったのか?そんなことないだろう。
春の「気温上昇」で関西3都市の百貨店売上高は大阪と京都は増加、神戸だけ減少となった。
- 大阪 +9.1%
- 京都 +1.7%
- 神戸 -1.1%
「気温上昇」という追い風があっても、神戸の売上は減少している。それだけ神戸経済が衰退しているということだろう。
さらに、神戸では「umie」テナントの閉店・自己破産のニュースも
神戸ハーバーランドの商業施設「umie(ウミエ)」などに出店していたカジュアルウエア販売の「ノックアウト」(神戸市中央区)が事業を停止し、自己破産申請の準備に入った
引用 神戸新聞 https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201804/0011191812.shtml
神戸ハーバーランド「umie」は開業5周年で好調のような報道もあるのだが、現実には、売上不振の店舗も多い。
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コメント
神戸人は「神戸が大好き」
それはいいのだが、神戸好きのために、「神戸が衰退している」という現実を認められない。
「神戸が衰退している」現実から 目を背け、「神戸経済が好調」というニュースを探して、安心し、結局、何もしない。
今の神戸にとって「何もしない(現状維持)」は、「緩やかな衰退」を意味する。
神戸人は、「急速な変化・成長」よりも「緩やかな衰退」を選択しているようだ。
それは、田舎の老人にありがちなことだ。
結局、神戸人とは地元好きで、変化を嫌う単なる田舎者ではないか?
「神戸がおしゃれ」というのは、外国人が異人館を作り、大阪の会社経営者が芦屋や西宮に住み、神戸の三宮や元町で買い物したからだ。
外国人が去り、芦屋や西宮に住む大阪の会社経営者が、梅田や西宮で買い物するようになったため、神戸が衰退した。
今の神戸の衰退は「神戸人の実力」かもしれない。