神戸/兵庫

神戸市、神戸港将来構想案を公表

2017/07/05

神戸港将来構想

出典 神戸市

神戸市は2017年5月18日「神戸港将来構想」を発表した。30年先の2050年を見据えた将来像を策定する。

基本方針は「4つのコアプロジェクト」と「12の戦略的取り組み」に集約される

「4つのコアプロジェクト」

  1. 神戸港ロジスティクターミナルの整備
  2. 最先端技術と高品質な物流サービスによる神戸ブランドの確立
  3. 神戸ウォーターフロントの形成(三宮から臨海部への動線整備)
  4. クルーズ船受け入れ環境充実(クルーズ都市)

1と2は、「港湾・産業分野」

六甲アイランド南地区の計画(出典 神戸市)

六甲アイランド沖の人工島を2030年頃に完成させ、コンテナ取扱量で世界20位を目指す。

 

3と4は「にぎわい都市分野」

新港突堤西地区の計画(出典 神戸市)

ポートタワー周辺の計画(出典 神戸市)

新港第4突堤(ポートタウン駅)(出典 神戸市)

新神戸駅から三宮駅を経て神戸空港に至る南北軸を強化する。

具体的には

  • LRT(次世代路面電車 ライト・レール・トランジット)
  • BRT(バス高速輸送システム バス・ラピッド・トランジット)

の導入を計画している。

 

神戸市の都市計画の失敗

神戸市の都市計画で大きな失敗が2つある。それは、ポートライナーと神戸空港だ。

ポートライナーの問題点

ポートライナーは輸送力が少なく、現状でも朝夕は飽和状態で輸送力の限界が来ている。

さらに、三宮駅で他路線との相互乗り入れができず、不便な乗り換えが必要になっている。

今から、新神戸からの地下鉄を神戸空港に延伸するには、1,000億円以上の予算がかかるとされ不可能と思われる。

神戸空港の問題点

1970年代、神戸沖に国際空港を作ることで、ほぼ決定していたが、当時の神戸市長が市長選に勝利するために「空港建設反対」に転じた。

ここから関空の建設は迷走し、最終的に大阪府泉州沖に建設されることになった。

その後、神戸市は市営で神戸空港を建設、2006年に開業した。開業後は年間利用者は200万人台と低迷している。

三宮中心主義が間違い

神戸市は三宮駅を市の中心部と考え、交通を三宮駅に集中させている。

しかし、神戸市民は大阪へ通勤通学で移動している。そのため、三宮駅での乗り換えが必要となり、特に神戸市西区、北区は不便なまま放置され人口が減少している。

神戸市は西区、北区の人口減少に対して、大阪への接続性を改善するという対策をしてない。

きめ細かい対策が必要

例えば、三宮駅で阪急線からポートライナーに乗り換える場合、屋根のない屋外通路や階段を通らないといけないので乗り換えが非常に不便だ。

こういう細かい動線の整備が必要だと思う。

 

お台場(東京)も長年開発が停滞

東京の埋め立て地、お台場も長年開発が停滞し、平日は閑散とした感じになっていた。

その原因は、新橋駅で「ゆりかもめ」に乗る必要があるからだ。

神戸市が整備しようとしているウォーターフロントも三宮駅からのアクセスが悪い。LRT(次世代路面電車)やBRT(連節バス)でアクセスを改善しようとしているが、やぱり不便さは残る。

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