双日 2020年8月末で閉店する「そごう西神店」の後継商業施設を運営 2020年秋にも1階(食料品売場)を先行オープン【神戸市西区】

2019年6月(筆者撮影)

神戸新聞によると、神戸市は2020年8月末に閉店する「そごう西神店」の後継商業施設の優先交渉権者に大手総合商社「双日」を選定した。

  • 双日はビルの1F~6Fを賃貸する。
  • 双日は「モラージュ柏」(千葉県)や「ピエリ守山」(滋賀県)など複合商業施設を運営しており、「そごう西神店」の後継店舗も「複合商業施設」になると予想される。
  • 神戸市は、1階に百貨店相当の高品質食品、進物等の売り場とすることを公募条件としており、2020年秋にも1階食料品売場を先行オープンすると見られる。
  • 2021年11月までに本格営業を目指す。(日経新聞)
  • 公募条件として、隣接する商業施設「プレンティ」との差別化が明記されている。
  • 神戸市は「アパレル、雑貨、家電などの大型店」の入居を想定しているようだ。(産経新聞 https://www.sankei.com/west/news/200826/wst2008260010-n2.html)

 

賃料試算

  • 神戸市の「公募のしおり」には参考価格として月額賃料2,500万円と記載されており、別途共益費として500万円の負担が公募条件となっている。
  • 年間の賃貸料(共益費を含む)は3億6000万円と予想されるので、年間売上が100億円規模でないと採算が合わないかもしれない。

 

西神中央駅百貨店ビル 概要
施設名西神中央駅百貨店ビル
所在地神戸市西区糀台5丁目9番4
所有者神戸市(交通局)
延床面積30,301.81㎡
貸付面積26,500㎡(1階~5階)
階数地上6階・地下2階

セブン&アイ・ホールディングスは、傘下の「そごう・西武」が運営する「そごう西神店」を2020年8月末に閉店する。

「そごう西神店」は、2017年にH2Oリテイリングに売却される予定だったが、神戸市(外郭団体)がビルの賃貸料を2割~4割減額することで「そごう西神店」として存続することになっていた。

しかし、神戸市西区の人口減少、高齢化、他の郊外型ショッピングモールなどに買物客が流出したため「そごう西神店」の売上高が減少していたと思われる。

「そごう西神店」は、西神中央駅のみならず、近隣の西神南駅、伊川谷駅、学園都市駅からも集客しているが、一般的にデパートから半径10kmの商圏人口は50万人くらい必要なので、後継店舗としてデパートの入居は困難だったと思われる。

 

そごう西神店 概要
施設名そごう西神店
所在地神戸市西区糀台5-9-4
売場面積約16,000㎡
売上高110億円(2019年)・ピーク257億円(1996年)
開業1990年10月10日
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