出典 亀山市
JR東海は、2023年12月7日に2037年開業予定のリニア中央新幹線(名古屋~新大阪)の環境影響評価(環境アセスメント)について奈良県内と三重県内の2か所で着手したと発表した。
環境影響評価(環境アセスメント)により「詳細な名古屋~新大阪のルート」と「三重県内(亀山市内)」及び「奈良県内」の中間駅候補地を選定する。
JR東海は2027年開業を目標に品川~名古屋区間を着工しているが、静岡県内の区間は未着工で開業が遅れる可能性が高い。
JR東海の丹羽社長は、現段階で開業時期は明らかにできないとしている。
個人的な予想では、環境アセスメントに3年~4年かかり、名古屋~新大阪間の着工は2027年~2028年頃、新大阪延伸開業は2040年頃だと思う。
中間駅候補地
奈良県内と三重県内に1駅ずつ中間駅を設置する予定
駅候補地 | 場所 |
---|---|
奈良県内 | JR平城山(ならやま)駅(奈良市)
八条・大安寺周辺のJR新駅「八条新駅」(奈良市) 大和郡山市内の近畿日本鉄道とJRが交差する地点 |
三重県内 | 亀山市内の3カ所 |
リニア中央新幹線 概要
区間 | 距離 | 所要時間(時短) | 開業時期 | 総工費 |
品川~名古屋 | 286km | 40分(-50分) | 2027年 | 5兆5000億円 |
名古屋~新大阪 | 152km | 27分(-21分) | 2037年 | 4兆5000億円 |
品川~新大阪 | 438km | 67分(-71分) | 2037年 | 9兆円 |
今後のスケジュール
年 | 内容 |
2022年度 | JR東海に中間駅の亀山市内設置を要望 |
2023年ごろ | 駅位置を半径5kmの範囲で公表 |
2027年 | 品川~名古屋開業 |
2037年 | 名古屋~大阪開業 |