出典 国土交通省
阪神高速株式会社は2024年3月29日、名神高速道路を西宮からさらに南へ延伸し、5号湾岸線へ直結させる「名神湾岸連絡線」(道路延長2.7km)について、国から事業許可を受けたと発表した。
引用 くるまのニュース
2021年3月30日、国土交通省は2021年度予算の公共事業費の配分を発表し、西宮市の名神高速道路と阪神高速湾岸線をつなぐ「名神湾岸連絡線」の新規事業化が決定しており、事業費は500億円で2032年の完成を目指す。
また、兵庫県は、国が整備を進めている名神湾岸連絡線について、阪神高速道路(株)及び西日本高速道路(株)が、事業者として参画することになったと発表した。
引用 兵庫県
出典 国土交通省
整備効果(出典 国土交通省)
当ブログの推測では、阪神高速湾岸線西伸部事業が完成すれば、名神高速道路から「湾岸線」への流入量が増加するために「名神湾岸連絡線」を建設すると思われる。
名神湾岸連絡線 概要
出典 国土交通省
(注意)「阪神高速湾岸線」から「名神湾岸連絡線」を経由して「阪神高速神戸線」の神戸方面には行けない。
名称 | 名神湾岸連絡線 |
---|---|
道路延長 | 2.7km |
設計速度 | 60km/時 |
車線数 | 片側1車線(上下2車線) |
構造 | 高架 |
建設費 | 500億円 |
出入口 | 西宮浜ランプ近くに「出入口」を設置 |
事業化 | 2021年 |
完成 | 2032年 |
出典 国土交通省
出典 国土交通省
出典 国土交通省
阪神高速3号神戸線の渋滞緩和のため、湾岸線に自動車を誘導するための「連絡線」を建設する計画。
- 2020度末、兵庫県は都市計画決定を行う予定
- 2021年度から国は事業化の手続きに入り、現地の測量や設計を進める
- 2032年に供用開始予定、阪神高速湾岸線西伸部事業(14.5km)も同時期に完成