
2022年5月(西側から撮影)
大阪府箕面市は、箕面船場地区に「文化芸能劇場」「船場図書館」「船場生涯学習センター」が一体となった複合公共施設「箕面船場阪大前駅前地区まちづくり拠点施設」を2021年4月に竣工し、2021年5月より順次開館した。

箕面市立文化芸能劇場
建物の規模は地上6階建、延床面積約2万8000㎡、総事業費は138億円で、設計は大林組・久米設計、施工は大林組が担当した。

ペデストリアンデッキから撮影
場所は、2023年度開業予定の北大阪急行延伸区間の「箕面船場阪大前駅」の東側隣接地で、駅が開業するとペデストリアンデッキ経由で往来できる。
但し、2022年5月現在のアクセスは、千里中央駅からバス10分+徒歩3分。
| 施設名 | 開館日 | 
| 箕面市立文化芸能劇場 | 2021年8月1月 | 
| 箕面市立船場生涯学習センター | 2021年5月1日(11日まで休館) | 
| 箕面市立船場図書館 | 2021年5月1日(11日まで休館) | 
| 箕面市立箕面船場駐車場(地下駐車場) | 116台(60分200円・24時間最大700円) | 
地図
箕面市立「文化芸能劇場・船場図書館・船場生涯学習センター」物件概要

左側(阪大)・(図書館と生涯学習センター)と(文化芸能劇場)の複合施設
| 施設名 | 箕面市立文化芸能劇場・船場図書館・船場生涯学習センター | 
| 所在地 | 大阪府箕面市船場東3丁目10番1号 | 
| 用途 | 劇場・図書館・生涯学習センター・駐車場 | 
| 建設行為面積 | 8,100㎡ | 
| 建築面積 | 7,538.04㎡ | 
| 延床面積 | 27,759.45㎡ | 
| 構造 | 鉄筋コンクリート造(一部SRC・鉄骨造) | 
| 高さ | 29.781m | 
| 階数 | 地上6階・地下1階・塔屋2階 | 
| 建築主 | 箕面市長(PFI箕面船場まちづくり株式会社) | 
| 設計 | 久米設計 | 
| 施工 | 大林組 | 
| 着工 | 2019年3月15日 | 
| 竣工 | 2021年4月 | 

出典 箕面市
 出典 箕面市
出典 箕面市
箕面市立「文化芸能劇場・図書館・船場生涯学習センター」

建築計画の概要
箕面市立文化芸能劇場

2022年5月撮影(箕面市立文化芸能劇場)

2022年5月撮影(箕面市立文化芸能劇場)

2022年5月(ペデストリアンデッキから撮影)

出典 箕面市
大ホール(1,401席)、小ホール(300席)、リハーサル室があり、2021年8月に開館した。

(左:大ホール・右:小ホール)
| フロア | ホ-ル | 座席数 | 内装 | 
| 1階~4階 | 大ホール | 1,401席 
 | 箕面大滝をイメージした内装で、客席は紅葉カラー | 
| 小ホール | 300席 | 「繊維のまち」の歴史性を踏まえ「紡いだ編み目」を表現した内装・多様なコンテンツの上演に幅広く対応するシンプルなボックス型形状 | 
船場図書館・船場生涯学習センター

2022年5月撮影(左側部分が船場図書館・船場生涯学習センター)
- 「船場図書館」は建物2F~4Fで、箕面市萱野南図書館移管分の蔵書約11万冊に加えて、大阪大学の蔵書約60万冊(合計71万冊)を市民も閲覧や借りることが可能となる見込み。
- 「船場生涯学習センター」は建物5F~6Fで、会議室10室、多目的室4室、音楽スタジオ6室、フリースペース、和室、屋外運動場があり、各種会議、講演会、音楽練習などに利用できる。
- 「船場図書館」と「船場生涯学習センター」は共に2021年5月に開館した。

出典 箕面市(左側部分が図書館・生涯学習センター)
| フロア | 施設 | 内容 | 
| 2階~4階 | 船場図書館 | 2階エントランスホール・「にぎやかエリア」エリア | 
| 3階グループ学習室 | ||
| 4階1人掛け学習席・閲覧席 | ||
| 5階~6階 | 船場生涯学習センター | スタジオ・多目的室 | 

2022年5月撮影

2022年5月撮影

2022年5月撮影(右は阪大で2021年4月開校)

2022年5月(地上から撮影)
箕面市立船場図書館と箕面市立船場生涯学習センターの指定管理者は国立大学法人大阪大学(大阪府吹田市)となる。
