2025年大阪・関西万博の開催地「夢洲」。
閉幕後、この跡地をどう活用するかは、大阪にとって極めて重要なテーマです。IR(統合型リゾート)が2030年に開業予定ですが、それまでの数年間、夢洲を空白地帯のまま放置するのはあまりにも惜しい話です。
そこで私が提案したいのが――
「ミャクミャクパーク」構想です。
万博のシンボルを残す発想
公式キャラクター「ミャクミャク」。
その独特な姿は、当初は賛否両論ありましたが、万博を象徴する存在として世界に認知されました。
「太陽の塔」が1970年万博のレガシーとして今も愛されるように、ミャクミャクもまた“次の大阪アイコン”として残す価値があるはずです。
その独特な姿は、当初は賛否両論ありましたが、万博を象徴する存在として世界に認知されました。
「太陽の塔」が1970年万博のレガシーとして今も愛されるように、ミャクミャクもまた“次の大阪アイコン”として残す価値があるはずです。
夢洲駅前の広場を活用
夢洲駅の目の前には広々としたオープンスペースがあります。
この場所を活用して、仮設型の「ミャクミャクパーク」を設けるのです。
- 広場の一角に仮設型のテントを張り、ミャクミャクのショーを毎日開催
- キッズ向けに「ミャクミャクふわふわ遊具」や「ミャクミャク迷路」を設置
- 万博関連グッズを販売するショップや飲食ブースを設置
- 夜は巨大なミャクミャクバルーンをライトアップしてフォトスポット化
オープンスペースを利用するため、閉幕直後からスピーディーに稼働でき、低コストで観光資源化できます。
万博からIRへの「つなぎ」として
2030年のIR開業まで夢洲は開発待ちとなりますが、せっかく整備された鉄道や道路が活かされないのは大きな損失です。
「ミャクミャクパーク」があれば、
- 万博閉幕後の観光客を呼び込む
- 子ども連れの家族層にアピールできる
- 万博の余韻を楽しみながら関連商品の販売も継続可能
- 夢洲に足を運ぶ“きっかけ”を提供できる
といった効果が期待できます。
万博の記憶を次世代へ
1970年万博の「太陽の塔」がそうであったように、2025年万博も「ミャクミャク」を残すことで記憶されるはずです。
夢洲駅前の広場に誕生する「ミャクミャクパーク」は、単なる遊び場ではなく、大阪の万博レガシーを未来へつなぐための象徴的存在になるのではないでしょうか。
個人的には、閉幕後に「閑散とした夢洲」ではなく、笑顔と賑わいの「ミャクミャクパーク」が広がる姿を見てみたいと思います。