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【新NISA+特定口座】1年10カ月で1,900万円→3,200万円(投資利益+1,300万円)2024年1月~2025年10月

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2025年10月31日現在
2024年1月から「新NISA」がスタートしたため、生涯投資枠に相当する1,800万円を使って投資を始めました。(2024年3月に100万円を追加したので投資資金は1,900万円)
2025年10月31日現在の投資残高は3,200万円で、投資利益は1,300万円になりました。(投資期間1年10カ月)
ただし、年間のNISA枠は360万円に制限されているため、残りの資金は特定口座(課税口座)で運用しています。
投資資金 投資残高 利益
2024年 1,900万円 2,500万円 +600万円
2025年 2,500万円 3,200万円(2025年10月まで) +700万円
合計 1,900万円 3,200万円(2025年10月まで) +1,300万円
2024年1月、生涯投資枠と同額の1,800万円で投資をスタートしました。(NISA口座と特定口座の合計)

2024年3月には投資残高が1,900万円に達したため、一粒万倍日に100万円を追加投資し、投資残高を2,000万円にしました。

2024年12月には、含み益やNISA・特定口座の売却益を含めて投資残高は2,500万円に到達しました。

2025年1月には、一旦ポジションを2,000万円にして投資を再開。2025年4月の相場下落時に、待機資金の500万円を追加投資しました。

そして2025年10月現在、投資残高は3,200万円となり、1年10か月で合計+1,300万円の利益を達成しました。(含み益・NISA売却益・特定口座売却益を含む)

投資期間 2024年1月~2025年10月現在(1年10カ月間)
投資資金 1,900万円(初期投資額)
投資残高 3,200万円(2025年10月)
投資利益 +1,300万円(含み益・NISA売却益・特定口座売却益を含む)
投資利益率 +68%(1年10カ月間)
月間平均利益 +65万円
運用利回り(単利) 37.3%
運用利回り(複利) 31.6%

 

投資で失敗する人の特徴

投資利益を「モノの値段」に置き換えて考える人は、投資には向いていない。

たとえば、1,000万円を投資して1,200万円になったとき、「200万円の利益が出た。これで車が買えるな」と思ってしまう人は要注意だ。

投資の利益を具体的なモノの価値に置き換えると、どうしても「物欲」が刺激され、利益を確定したいという衝動に駆られる。だが売却してしまえば、結果的にその後に訪れる1,000万円の追加利益を取り逃す可能性がある。

投資において重要なのは、「今いくら儲かったか」ではなく、「資産をどこまで成長させられるか」という長期的な視点だ。

 

対策

例えば、金融資産が3,000万円あるとしよう。
このうち1,000万円を現金として手元に残し、2,000万円を投資に回す。

このように資金を分けておけば、たとえ投資で200万円の利益が出ても、「この利益で車を買おう」とは考えにくくなる。なぜなら、すでに現金で1,000万円の車をいつでも買える余裕があるからだ。

余裕資金を持つことで、「投資利益を使いたい」という衝動を抑えやすくなり、結果的により長期的・合理的な投資判断ができるようになる。投資とは、利益を得るたびに使うものではなく、資産を成長させるプロセスそのものを継続する行為だ。

 

投資は金融資産2,000万円から

投資は、まず金融資産2,000万円を確保してから始める─このように考えると、資金管理の基準が明確になる。

たとえば、金融資産が2,000万円ある場合、現金1,000万円・投資資金1,000万円というバランスがひとつの目安となる。

現金1,000万円を確保しておけば、生活費や緊急時の出費にも十分対応でき、精神的な余裕を持って投資に臨める。

一方で、残りの1,000万円を運用に回すことで、資産を増やす「攻め」の姿勢も維持できる。
このように、現金と投資の比率を明確に分けることが、焦りや欲に左右されない安定した投資行動につながる。

金融資産2,000万円までは、NISA口座で毎月3万円~5万円を積み立てる。

  • 毎月3万円の場合  :2,000万円になるのは23年2ヵ月後(年利7%:元本834万円)
  • 毎月5万円の場合  :2,000万円になるのは17年6ヵ月後(年利7%:元本1,050万円)
  • 毎月10万円の場合:2,000万円になるのは11年3ヵ月後(年利7%:元本1,340万円)
  • 毎月20万円の場合:2,000万円になるのは6年8ヵ月後  (年利7%:元本1,600万円)
  • 毎月30万円の場合:2,000万円になるのは4年9ヵ月後  (年利7%:元本1,710万円)

 

投資資金の割合=100−自分の年齢?
「投資資金の割合=100−自分の年齢」という考え方は、いわゆる「株式投資などのリスク資産比率を年齢に応じて下げる」古典的ルールです。
具体的には、年齢が若いうちはリスク資産の比率を高く、年齢が上がるほど現金や債券など安全資産の比率を高くするという発想です。たとえば、30歳なら70%を投資に回し、70歳なら30%を投資に回す、といった具合です。
しかし、これは金融資産1,000万円くらいまでの話です。
例えば、30歳で金融資産1億円の場合、現金3,000万円、投資資金7,000万円となります。しかし、現金は1,000万円~2,000万円でも大丈夫だと思います。
そもそも、同じ年齢でも生活や家族構成が違うので、単純に「投資資金の割合=100−自分の年齢」とするのは無理があります。
生活防衛資金×年数=現金と考える方が合理的です。
2025年の日本の平均年収(額面)は約460万円で、税金や社会保険料を引くと365万円になります。
日常の生活費は毎月25万円×12か月=300万円と推定されます。

一方、2008年のリーマンショックでは株価が最大57%下落し、回復には約5年を要しました。

そこで導き出されるのが以下の計算式です。

生活防衛資金(年間300万円)×年数(5年)=1,500万円が一般人の最適解になります。
つまり、投資資産以外に1,500万円の現金を保有しておくことは、株価下落局面での有効なリスクヘッジになります。相場が下がった際も心理的に余裕を持てるため、慌てて売却せずに済みますし、逆に「安値で買い増すチャンス」として活用できます。結果的に、長期的な資産成長にもつながると考えられます。
理想的なポートフォリオ
  • 投資資金3,000万円
  • 現金  1,500万円
  • 合計  4,500万円
投資資金3,000万円・現金1,500万円という配分は、リスク資産:安全資産=2:1で比率の点でもバランスが取れています。
ただ、運用利回り7%なら年間利益は210万円、20%課税されると168万円となり、FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的自立と早期退職)は無理です。
もし、FIREを目指すなら
投資資金5,000万円
現金  1,500万円
合計  6,500万円
この場合、投資利回り7%で年間利益350万円、20%課税されて280万円となり、なんとかFIREできそうです。
騙されない投資術
近年、投資系ユーチューバーの情報は増えていますが、過剰な宣伝や実態の伴わない利益予測には注意が必要です。
多くの投資系ユーチューバーは、視聴者の利益よりも自分の再生回数や収益を優先する傾向があります。極端に言えば、「視聴者が損をしても、自分の再生回数さえ伸びれば構わない」というスタンスです。
この記事では、実際のデータや数字を基に、誰でもできる現実的な投資方法を紹介しています。
投資系ユーチューバーに騙されないようにしてください。
結論から言うと「インデックスファンド」が一般人の最適解
投資系ユーチューバーは「インデックスファンドだけではだめ」と、不安を煽って、個人では難しい個別株を紹介して、再生回数を増やそうとしています。
資産を効率的に増やすポイント
コア・サテライト戦略で、8割をインデックスファンド、残り2割を個別株に投資したことがいい結果になったと思います。ただし、個別株に投資しなければもっと利益は多かったと思います。
投資のプロであるファンドマネージャーでさえ、長期的に見ると「市場全体の平均」(インデックスファンド)に勝てる人は1割もいません。
すでに、一般人の最適解は「インデックスファンド投資」と答えが出ています。
投資系ユーチューバーを信用してはいけない
繰り返しまずが、一般人の最適解は「インデックスファンド投資」です。
しかし、これでは「投資系ユーチューバー」は再生回数が稼げません。
そこで、「投資系ユーチューバー」は、個人では難しい「個別株」を宣伝しているのです。
また、配当金や株主優待目的の投資が儲かる投資のように「配当金の封筒」や「株主優待券」を使って視覚的に演出することも多いです。
確かに、配当金や株主優待は一見すると魅力的に思えます。しかし、10年~20年先を見据えると、その特典が将来も続く保証はありません。
実際にJALは経営破綻をしましたし、東京電力の株価もかつて5,000円から500円へと10分の1に下落しました。

さらに配当利回りは年3~4%程度にとどまります。一方でインデックスファンドには、長期的に年10%を超える利回りを示しているものも少なくありません。

例えば、株主優待も、50万円投資して年間3,000~5,000円の特典では、利回りにして1%にも満たないのが実情です。

つまり、配当金や株主優待を目的とした投資は、長期的な資産形成の効率という面ではインデックス投資に劣る可能性が高いのです。

 

こんな投資系ユーチューバーは見ない

  • 個別株・株主優待・配当金のキーワードがでてきたら、視聴をやめるべき
誰でもできる!新NISAの投資方針
インデックスファンドを中心に
投資のプロであるファンドマネージャーでさえ、長期的に見ると「市場全体の平均」(インデックスファンド)に勝てる人は1割もいません。
それなら、わざわざ難しい銘柄選びをしなくても、最初から「平均」を取るインデックスファンドに投資しておけば十分。時間をかければ着実に資産を増やせる方法です。

特に人気なのは以下のようなファンドです。

  • S&P500インデックスファンド(アメリカの主要500社に投資)
  • 全世界株式インデックスファンド(世界中の株式に分散投資できる)

どちらも長期的に右肩上がりの成長をしてきた実績があり、初心者でも安心して持ち続けられる商品です。

ただし、過去データでは10年~20年に1回は基準価格が50%下落しています。株式投資で利益を出すのは、予期しない「大暴落」に備えることが不可欠です。

 

コアサテライト戦略

すべてをインデックスファンドにするのも安心ですが、投資を楽しむ気持ちも大事です。そこで役立つのが「コアサテライト戦略」です。

  • コア(約8割) → インデックスファンドで着実に増やす
  • サテライト(約2割) → 個別株やテーマ型ファンドでちょっとリスクを取る

こうすることで「安定」と「楽しみ」を両立できます。失敗しても大きな痛手にはならず、成功すればリターンを少し上乗せできます。

ギャンブル的投資をしない

「短期間で一気に増やす」投資はとても魅力的に見えます。
たとえば、1週間で100万円が120万円になったら嬉しいですよね。でも同じくらいの速さで、むしろそれ以上にお金が減るリスクもあります。

投資はマラソンのようなもの。コツコツ積み立てて、10年・20年かけて資産を大きくする方が結果的には確実です。焦らず、地道に続けることが一番の近道です。

 

どんなインデックスファンドか?
株式投資についてしっかり勉強を重ねれば、最終的にはS&P500やオルカン(全世界株式インデックス)に行き着くはずです。
大切なことは、自分で調べて考え、この結論に納得してたどり着くことです。
なぜなら、人から『S&P500がいい』『オルカンが安心』と結果だけを聞いて投資しても、本質を理解していなければ相場が下がったときに不安になり、途中で投げ出してしまう可能性が高いからです。

 

インデックスファンドは半分になる覚悟をすべき
インデックスファンドは、10年~15年に1~2回、基準価格が40%~50%下落することがほぼ確実です。
たとえば、2008年のリーマンショックではS&P500が57%も下落しました。しかし、その後5年で基準価格は回復し、さらにその後の10年で10倍に成長しました。
投資資金が2,000万円の場合、半分の1,000万円に減少すると、損切りしてしまう投資家も多いと思います。
また、損切しなくても、基準価格が戻ったときに売却してしまい、その後の株式上昇の利益を取り逃す投資家も多いです。
こうした局面でも持ち続けるには、自分の投資に「自信」を持つことが不可欠です。そしてその自信は、人から聞いた情報では得られません。
自分で調べ、考え、S&P500やオルカンへの投資が適切だと納得してたどり着くことが重要なのです。
バビロンの大富豪

ジョージ・S・クレイソンの『バビロンの大富豪』では、収入の一部を必ず自分のものとして確保することが最も重要とされています。具体的には収入の10分の1を貯蓄に回すことを推奨しています。

現代に置き換えると、月収30万円の人であれば3万円を先に貯蓄口座や投資口座に回すイメージです。この習慣を20〜30年間続けるだけでも、複利の力で資産は大きく育ちます。

実践ポイント

  • 「残ったら貯める」ではなく「先に貯める」
  • 給与振込時に自動で貯蓄口座に振替
  • 少額でも構わないので毎月継続する

 

敗者のゲーム

チャールズ・エリスの「敗者のゲーム」は、個人投資家が短期売買や市場タイミングに振り回されることで資産を減らす危険性を指摘しています。勝つよりも「負けないこと」を重視し、低コストで分散された長期投資が鍵です。

具体的には、インデックス投資やETFを使って市場全体に分散投資する方法が有効です。手数料を抑え、長期的に資産を増やすことで、5000万円を目指す道筋が見えてきます。

実践ポイント

  • 低コストのインデックスファンドやETFを選ぶ
  • 株式・債券を組み合わせた分散投資
  • 市場の短期変動に惑わされず長期的に積立

 

隣の億万長者

トマス・J・スタンリーの『隣の億万長者』では、多くの富裕層は派手な生活をせず、収入の範囲内で堅実に生活していることがわかっています。高収入でも浪費が多ければ資産は築けません。

この考えを実践すると、収入の範囲内で生活し、余ったお金を貯蓄・投資に回すことが可能です。5000万円を目標にする場合、毎月の生活費をコントロールし、貯蓄率を高めることが不可欠です。

実践ポイント

  • 高級品や見栄のための出費は控える
  • 支出の管理と記録を徹底する
  • 家族や周囲と価値観を共有し、浪費を防ぐ

 

3冊のまとめ
複利の力を味方にする

3冊の共通点は、時間を味方にすることです。小さくても毎月積み立てること、長期投資でお金を働かせること、そして支出を抑えることを続ければ、複利の力で資産は雪だるま式に増えます。

例えば、毎月10万円を年利5%で20年間運用した場合、複利で約3,900万円になります。生活費の見直しや副収入でさらに上積みすれば、5000万円は現実的な目標です。

 

行動計画の作り方

  • 収入の10~20%を先取り貯蓄・投資
  • 長期分散投資を開始(インデックスファンド・ETF)
  • 支出を記録して無駄を削減
  • 定期的に資産状況を確認・見直し
  • 目標額に応じて投資額を調整

これらを続けることで、日々の小さな行動が積み重なり、確実に5000万円への道が開けます。

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