大阪メトロは、2025年の大阪・関西万博に向け、2024年度までに総事業費300億円を投じ15駅のリニューアルを実施している。
大阪メトロ中央線「大阪港駅」でもリニューアル工事が始まっている。
「大阪港駅」
施工は大林組が担当し、2024年10月31日に完成する予定。
デザインコンセプト「海」
「ホーム」
唯一、海を臨む地上駅としてその臨場感を活かし、エンターテインメント性、観光地としての特性をわかりやすく演出するため、デザインコンセプトを「海」とし、大海原を泳ぐ大型の海洋生物をイメージして駅舎のデザインに活かした。
ホーム屋根には膜構造の透過性や質感を活かしながら、曲線を効果的に用い、駅空間の魅力を演出する。
2023年4月撮影
「展望スペース」
海を臨むことができる立地条件を活かして、ホーム西側に新たに展望デッキを設置する。
先端にはパラソルやクジラの潮をイメージしたシンボルを設置することで、海をより近くに感じていただけるような展望スペースを計画している。
2023年4月撮影
リニューアル対象駅
御堂筋線9駅
- 「新大阪駅」
- 「中津駅」
- 「梅田駅」
- 「淀屋橋駅」
- 「本町駅(御堂筋線)」
- 「心斎橋駅」
- 「大国町駅」
- 「動物園前駅」
- 「天王寺駅」
中央線6駅
- 「大阪港駅」
- 「弁天町駅」
- 「本町駅(中央線)」
- 「堺筋本町駅」
- 「谷町四丁目駅」
- 「森ノ宮駅」