出典 大阪府
大阪モノレール延伸事業(仮称)松生駅 追加設置
出典 大阪府
大阪モノレールは、大阪空港駅から門真市駅および彩都西駅の合計28kmが開通しており、すでに2029年開業予定で、門真市駅から南へ8.9km延伸することが決定している。
2021年9月、大阪府は、延伸距離はそのままで、新設駅を4駅から5駅に増加させると公表した。
具体的には、現在の終点である「門真市駅」の次に(仮称)松生駅を新設する。
門真市駅からは約1.2km南、次の新駅「門真南駅」までは約1.4kmと思われる。
(仮称)松生駅の東側では、三井不動産が「(仮称)ららぽーと門真(コストコ併設)」を建設しており、2023年夏に開業予定。
出典 大阪府
筆者撮影
名称 | (仮称)松生駅(大阪モノレール) |
所在地 | 大阪府門真市松生町地内 |
駅構造 | 島式ホーム構造 |
駅延長 | 約100m |
駅間 | 「門真市駅」まで約1.2km /「門真南駅」まで約1.4km |
出典 大阪府
出典 大阪府
大阪モノレール (門真市駅の南)
大阪モノレール延伸事業概要
建設区間 | 門真市駅 ~(仮称)松生駅~(仮称)門真南駅 ~ (仮称)鴻池新田駅 ~ (仮称)荒本駅 ~ (仮称)瓜生堂駅 |
路線延長 | 約8.9km |
駅数 | 5駅 |
開業目標 | 2029年 |
事業主体 | インフラ部 :大阪府 |
インフラ外部:大阪モノレール株式会社 | |
構造形式 | 複線高架形式(跨座式モノレール) |
事 業 費 | 約1,050億円(税込) |
変更前
延伸区間路線図
延伸区間
2020年4月1日、国土交省大臣は大阪モノレール延伸事業の工事施工を認可し、2020年度中にも着工する予定。
総事業費は約1,050億円で、2029年度の完成を目指す。
延伸区間は京阪「門真市駅」~近鉄「瓜生堂駅(新設駅・仮称)」間の8.9kmで新規駅は合計で5駅(松生駅、門真南駅、鴻池新田駅、荒本駅、瓜生堂駅すべて仮称)となる。
事業費内訳(以前の金額)
総事業費 | 1,026億円 | インフラ部分 | 740億円 | 支柱、桁、駅は大阪府が整備 |
インフラ外部 | 286億円 | 車両、信号、通信システム、駅務機器は大阪高速鉄道が担当 |
出典 大阪モノレール
大阪モノレールは1990年に開業し、現在は大阪府の主要道路「中央環状線」に沿う形で「大阪空港駅」~「門真市駅」までの「本線」21.2kmが開業している。
1998年には「万博記念公園駅」からの支線「彩都線」が部分開業し、2007年に「彩都西駅」までの6.8kmが延伸開業した。
さらに2029年以降、堺市まで延伸する計画案(工期10年)も浮上している。
門真南駅(仮称 新駅)

出典 大阪府
鴻池新田駅(仮称 新駅)


荒本駅(仮称 新駅)



瓜生堂駅(仮称 新駅)接続駅:近鉄奈良線の新駅「瓜生堂駅(仮称)」を建設
出典 大阪モノレール
出典 大阪府
(仮称)瓜生堂車両基地
(仮称)瓜生堂車両基地
車両の増加に対応し、災害時には「万博車両基地」の代替機能として活用するため、(仮称)瓜生堂車両基地を整備する。
堺市までの延伸案
大阪モノレール延伸計画(出典 堺市)
2017年6月8日、「堺市、八尾市、松原市」3市は大阪府に対して「大阪モノレールを堺方面まで延伸する要望書」を提出した。
- 近鉄奈良線と接続する「瓜生堂駅(仮称)」から、南海堺駅まで約22km延伸する計画
- 費用は約2,000億円
- 2029年のモノレール延伸後、さらに10年以上かかると思われる
- これが完成すれば、大阪モノレールの総延長は大阪空港から堺市までの約50kmとなる