ピーチアビエーション(Peach Aviation)の中長距離機エアバス機「A321LR初号機」が2021年12月28日に関空~仙台路線に初就航した。
当初は2022年1月18日に初就航する予定だったが、年末年始に悪天候になった場合の機材運用に余裕を持たせるために初就航を繰り上げた。
A321LR型機はナローボディ(単通路)のA320ファミリーの派生型で、従来機(A320ceo型機)と比べて燃費が約20%向上し、航続距離も6200kmから7400kmと長くなっており、座席数も従来機(A320ceo型機)の180席から218席に増加する。
また、A321LR型機のシートピッチは30~31インチ(約76~78cm)でリクライニング可能、座席には充電用USBポートを設置する。
ピーチアビエーションは、2022年1月以降に関空~札幌線、関空~那覇線に就航させる予定で、初便は2022年1月18日(火)のMM211便(関空発7:15~那覇着9:45)。
2021年12月22日現在予約可能で、片道運賃は4990円(シンプルピーチ)、7750円(バリューピーチ)、10080(プライムピーチ)。
ピーチアビエーションは、2016年11月に中距離LCC事業向けの機材として「A320neo型機10機」の購入契約を締結したが、2018年7月にA320neo10機の購入契約を8機へ変更し、新たにA321LRを2機購入契約していた。