関西空港
LCC(格安航空)の ピーチ・アビエーションは2019年3月、24機目となるエアバスA320ceo型機に「倒れない固定シート」を採用した。
このシートは、ドイツのレカロ社製の「SL3510」シートで、15度リクライニグした状態に固定されている。
大手エアラインのシートピッチ(座席間隔)は約78cm~80cmだが、ピーチアビエーションのA320型機は約74センチと狭い。
そのため、前の乗客が背もたれを倒すと余計に狭くなるという不満が顧客にあった。
また、シートの可動部分が減少したことで、一般的なシートよりも約40%軽い9kgまで軽量化でき、補修用の部品在庫も少なくできると思われる。
さらに、離陸着陸時に客室乗務員(CA)がシートが正常化位置にあるか確認する手間もなくなる。
今後もピーチは、倒れない「プレリクライング・シート」を採用する予定。
出典 ピーチ・アピエーション
那覇空港では連結ターミナルを利用
2019年4月 那覇空港
2019年3月よりピーチアビエーションは那覇空港の連結ターミナルのカウンターに移転し、ターミナルビルから直接搭乗できるようになった。
従来は空港ターミナルからバスで約5分の貨物エリアで搭乗手続きをしていたので、格段に利便性が高くなった。