(仮称)札幌駅南口北4⻄3地区第一種市街地再開発事業(高さ200m ⇒ 高さ170m・階数35階 ⇒ 31階へ変更検討)2028年完成(札幌西武跡地)

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「札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合」は2019年5月に設立され、JR札幌駅南口の「北4西3街区(札幌西武跡地)」に高さ200m・延床面積21万㎡の超高層ビルを2028年に完成させる予定だった。

しかし、建設費の高騰により、ビルの高さを当初の200mから170mへ、階数も35階建てから31階建てへの変更を検討している。

これに伴い、高層に入居予定だったホテル誘致を断念し、オフィス面積を増加させる方針。

2030年度に北海道新幹線が札幌まで延伸する予定で、本物件の竣工予定時期である2028年は変更しない方針。

事業者の代表者は「ヨドバシホールディングス」で、低層階には「ヨドバシカメラ」が入居すると予想される。

2021年10月、事業協力者に鹿島が内定した。

場所は、JR札幌駅の南側で2009年に閉店した札幌西武跡地。

出典 札幌市 https://www.city.sapporo.jp/kikaku/downtown/sapporoeki/documents/yoyaku_1_1_1.pdf

コメント

当ブログの推測では、JR札幌駅直結にホテル

出典 JR北海道

JR札幌駅南口の「商業施設エスタ跡地」に2029年秋に開業予定の地上43階建・高さ245m・延床面積約39万㎡の複合ビルには、マリオット系最高級ホテルが入居する予定。

本件物件は、高さ200mでやや低く、また、立地も札幌駅直結ではないので、高級ホテルの誘致の見通しが立たなくなったと予想される。

ビジネスホテルであれば誘致は可能だが収益性が悪いので、より収益性の高いオフィスにするのだと思う。

オフィスとしては1フロア当たりの床面積が広い物件が人気なので、高さを30m低くし、階数も4フロア減らし、1フロア当たりの床面積を広くするのだと思う。

 

以下は過去記事

「35階建て超高層ビル」と「10階建て低層ビル」で構成される

35階建て高層棟にはホテルが入居するが、当ブログの予想ではホテル部分の延床面積は約2万㎡と思われる。高級ホテルならば200室、ビジネスホテルならば400室程度と予想される。

 

(仮称)札幌駅南口北4⻄3地区第一種市街地再開発事業

名称(仮称)札幌駅南口北4⻄3地区第一種市街地再開発事業
所在地札幌市中央区北4条西3丁目
用途ヨドバシカメラ店舗・ホテル・オフィス・劇場・商業施設(予定)
敷地面積11,000㎡(事業区域)/17,000㎡(施行区域)
建築面積9,800㎡
延床面積約210,200㎡
客室数200室~400室(当ブログ予想)
階数地上35階・地下6階・塔屋2階
構造鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造
高さ約200m
事業者の代表者ヨドバシホールディングス
設計
施工
着工予定
竣工予定2028年

出典 札幌市

JR札幌駅に近い「北側に高さ60mの基壇部」と「南側に高さ200mの高層部」を建設する。

地図

札幌駅の「JRタワーホテル日航札幌(地上38階建・高さ173m)」(筆者撮影)

 

ヨドバシ梅田タワー(リンクス梅田)大阪市

  • 大阪市の「ヨドバシ梅田タワー(2019年竣工)」は、35階建・高さ150m・延床面積は「ヨドバシカメラ梅田ビル(低層棟)」と合計で延床面積約22万㎡。
  • 札幌の物件の35階建・高さ200m・延床面積約21万㎡。
  • ヨドバシ梅田タワーの高層階には約1000室の「ホテル阪急レスパイア大阪」が入居しており、オフィスと比較するとホテル部分の階高が低いので35階建で高さは150m。一方、札幌の物件は階高の高いオフィスが入居するので同じ35階だが、高さは200mと高くなっている。
  • ヨドバシカメラ梅田店(年商約1,200億円は低層ビルに入居している。施設全体の年商は約1,700億円。
  • リンクス梅田は「ヨドバシ梅田タワーの低層部分」と「ヨドバシ梅田ビル(低層棟)」にまたがる商業施設の名称で、ニトリも新宿店(3,000㎡)に匹敵する規模(面積約2,600㎡)の店舗を出店している。
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