資生堂大阪茨木工場（茨木市彩都）見学施設「SHISEIDO BEAUTY SITE」2022年5月23日グランドオープン・2020年12月工場稼働

出典資生堂

資生堂は、大阪府茨木市彩都東部地区に「大阪茨木工場」を2020年12月に竣工し、すでに工場と物流センターは稼働しているが、2022年5月23日に見学施設「SHISEIDO BEAUTY SITE」をグランドオープンする。

建物の規模は「大阪茨木工場」と「西日本物流センター（WDC）」の合計で敷地面積約7.2万㎡、地上7階建、建築面積2.8万㎡（工場1.5万㎡+物流センター1.3万㎡）で、投資額は635億円。

工場と物流センターを併設した資生堂として初めて拠点となる。

アクセス

「見学施設」2022年5月23日グランドオープン

見学時間	10:00～11:30または14:00～15:30（1日2回）
所要時間	当面の間、期間限定コース（90分）のみ
定員	10名/回
休館日	サイトの予約カレンダーに記載
入館料	無料

期間限定コース（90分）予約サイト
見学コースのお客さま専用の自動車・バイクの駐車場はない。
阪急茨木市駅から運行している無料の見学専用バス（約30分）、または公共交通機関を利用。

資生堂「大阪茨木工場」概要

食堂等（出典資生堂）

所在地	大阪府茨木市彩都もえぎ1-4-1
敷地面積	72,435㎡
建築面積	28,000㎡（工場15,000㎡+物流センター13,000㎡）
階数	地上7階建
構造	鉄骨造
投資額	635億円（400億円→550億円からさらに増額）
生産能力	年間1億6000万個（2023年以降）
生産品	国内外向けプレステージスキンケア製品「クレ・ド・ポーボーテ」「アルティミューン」
物流センター併設	新工場には、西日本物流センター（WDC）を併設する。この物流センターの規模は建築面積約1万3000㎡で、ロボットを使用し効率的な商品の仕分け、ピッキング、保管をする。

大阪府茨木市彩都東部地区は、2018年3月に開通した新名神高速道路の「茨木千堤寺インター」から約5kmと近く物流面から大きなメリットがある。

彩都東部地区では「中央東地区」と「山麓線エリア」の2地区か所が先行開発されている。

資生堂が進出するのは「（彩都東部地区）山麓線エリア（約25ha）」。

出典茨木市HP（当ブログで加筆）

スケジュール

日程	日時
着工	2019年1月中旬（平成31年）
竣工	2020年12月末（令和2年）
工場稼働	2020年12月21日
物流センター稼働	2021年3月1日
全体施設稼働	2021年9月（令和3年）
見学施設「SHISEIDO BEAUTY SITE」オープン	2022年5月23日

資生堂「大阪工場」（大阪市東淀川区）は？

名称	資生堂大阪工場
所在地	大阪市東淀川区小松2-17-45
総面積	38,500㎡
従業員	1,300名
生産規模	1億5000万個/年
製品	アルティミューンなど高価格帯商品
アクセス	阪急京都線「相川駅」より徒歩6分
	阪急京都線「上新庄駅」より徒歩8分
	大阪メトロ今里筋線「瑞光四丁目駅」より徒歩12分

資生堂の大阪工場は、大阪市東淀川区小松2-17-45（阪急京都線相川駅徒歩6分）にあり、当初の発表では、大阪工場の従業員900人は彩都の新工場に異動する予定だった。

しかし、

大阪新工場の建設に伴い閉鎖する方針だった、既存の大阪工場についても「卓越した技術を備えた人材がおり、何らかの形で存続を検討している」（魚谷氏）という。（資生堂魚谷雅彦社長）

引用日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22462460Z11C17A0TI1000/

なぜ日本に新工場を建設するのか？
>訪日外国人に日本製化粧品の人気が高まっており、日本で生産する「Made in japan」のメリットがある。

また、新工場にロボットを導入し、生産効率を向上させ生産能力を5割増加させる計画で、コスト競争力を高めることが可能になった。

「生産工場」と「物流センター」を一体化することで、生産から物流までのリードタイムの短縮を図ることができる。

21世紀型の最先端工場で、この工場での成果を世界各地の工場に反映させる「マザー工場」という位置づけになる。

彩都の住環境
大阪府茨木市彩都西地区は居住系用途に開発されており、現在約1万3000人が居住している。

資生堂の企業規模