スポンサーリンク

スカイマーク業績悪化「単独営業利益が前期比87%減、株価が2分の1以下(1,170円→528円)」

(当サイトはアフィリエイト広告を利用しています)

 

スカイマークの株価が急落、公開価格の半分以下

スカイマークの株価が低迷から抜け出せない。再上場から約2年で公開価格(1,170円)の半分以下の528円(2025年3月)になった。

主力の国内線は利用が伸び悩み競争が激しい。

整備費や燃料費の増加分を運賃に転嫁しにくく業績が悪化する。

国際線を持たず、インバウンド(訪日客)需要も取り込めない。

成長期待は乏しいままだ。

引用 日経新聞

 

スカイマークの業績悪化、単独営業利益が前期比87%減
2025年2月10日、2025年3月期(今期)の単独営業利益が前期比87%減の6億円になるとの見通しを示した。
従来予想の35億円から大幅に下方修正し、嫌気した売りに押されているようだ。

大手航空会社との価格競争の激化や原油高に加え、円安に伴う外貨建ての整備費用などがやリース費用も膨らむ。

引用 日経新聞

 

スカイマークの業績(2025年3月期)予想
売上高 1,075億円(従来予想1,122億円より▲47億円、前期比+3%)
営業利益 6億円(▲87%)
単独税引き利益 15億円(前期比50%減)

 

コメント

円安と原油高により、航空燃料費が増加、賃上げにより人件費や人材獲得費用が増加したが、他社との競争が激しく十分な運賃値上げが出来なかった。

 

神戸空港の空港施設利用料導入の影響

2025年5月1日から神戸空港(第1ターミナルビル・国内線)は、旅客サービス施設使用料(PSFC)の導入する。

出発・着陸にそれぞれ大人300円、子供150円が「オンチケット方式」(航空運賃と同時に支払い)で徴収される。

2023年度の神戸空港の利用者数338万人のうちスカイマークの利用者数は250万人で全体の74%を占める。

2025年度は増便によりスカイマークの利用者数は260万人と予想され、1名300円の旅客サービス施設使用料(PSFC)で合計7億8000万円となる。

2024年度のスカイマークの営業利益は6億円の予想なので、運賃に転嫁できなければ、赤字転落する可能性もある。

逆に値上げすれば、利用者数も減少する可能性もある。

旅客サービス施設使用料(PSFC)は、1名300円と小額だが、260万人となると会社の経営を左右する金額となる。

error: Content is protected !!