「創価学会」関西池田記念大講堂 2026年秋に完成予定(旧・太閤園)大阪市都島区

2023年3月(南から撮影)

聖教新聞によると、創価学会は、大阪市の旧・太閤園跡地に「関西池田記念大講堂」を2026年秋に完成させる。

参照  聖教新聞(完成予想図)

藤田観光(東京)は、保有する太閤園の土地等(太閤園:宴会場、レストラン、ゲストハウス桜苑)を2021年3月末に譲渡し、2021年6月30日をもって、太閤園、桜苑およびオペラ・ドメーヌ高麗橋の営業を終了した。

創価学会(東京都新宿区)は、2021年3月22日付で太閤園(大阪市都島区)の土地と建物を取得した。

創価学会は、太閤園跡地に「講堂」を建設する計画と報道されている。

参照 朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASP57513BP57PLFA005.html

2023年3月(南西から撮影)

2023年3月(手前は「藤田美術館」)

2023年3月(南東から撮影)

地図

旧・太閤園 物件概要

施設名太閤園(閉館)
所在地大阪市都島区綱島町9-10
用途結婚式場・宴会場
開業1959年4月
営業終了2021年6月30日
敷地面積約26,000㎡
アクセスJR東西線「大阪城北詰駅」徒歩約1分

京阪「京橋駅」徒歩7分

 

創価学会は、東京などに講堂を所有しているが、大阪には全国的な拠点となるような講堂がなかった。

最近の大阪府内の選挙では、公明党は維新と拮抗しており「常勝関西」とは言えない状態になっている。そのため、講堂建設により求心力を高める狙いがあるものと思われる。

 

推定規模

当ブログ調べでは、旧太閤園の土地は第2種住居地域で容積率は300%、建ぺい率は80%と思われる。

したがって敷地面積を約26,000㎡(当ブログ試算)とすると、延床面積は最大78,000㎡程度と予想される。

 

時事通信社によると、太閤園売却に伴い藤田観光は2021年1~3月期に特別利益約329億円を計上する。

売却金額-簿価=特別利益329億円なので、売却金額は329億円以上となる。

一部報道では、売却金額は390億円で売却されたとされる。

売却金額を390億円、敷地面積は26,000㎡とすると1㎡当たり150万円(坪単価495万円)で売買されたことになる。

個人的な感想ですが、容積率300%で1㎡当たり150万円(坪単価495万円)という価格では、不動産会社が土地を購入してマンションを建設しても1戸70㎡で1億円を超えると思う。

したがって、一般事業会社では採算が合わず、この価格では購入できなかったと思われる。

 

過去写真

2021年10月

2021年10月

 

2021年10月

旧太閤園の西側には「藤田美術館」が2022年4月1月に開館した。

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