出典 大阪メトロ
大阪メトロは、大阪城公園の東側に開設される大阪公立大学のキャンパス(2025年秋開校)の前に森之宮新駅「(仮)大阪公立大学前駅」を2028年春に設置する。
2022年4月撮影
出典 大阪メトロ(駅構内)
出典 大阪メトロ
新駅「(仮)大阪公立大学前駅」の場所は、2025年秋開校予定の「大阪公立大(森之宮キャンパス)」の前で、既存の中央線「森ノ宮駅」から北東に約800mの「森之宮検車場」の敷地内。
出典 大阪メトロ
大阪メトロでは、現在、2025年大阪・関西万博のために、中央線の輸送力増強工事を行っており、具体的には、既存の保守施設を移設・撤去し、森之宮検車場内に13列車分の留置線を整備している。
万博終了後に、増強した留置線を撤去し、営業線に改修した上で「森之宮新駅」を2028年に開業する。
2022年4月撮影(第二寝屋川)
地図
出典 大阪府
新駅「(仮)大阪公立大学前駅」は、既存の「森ノ宮駅」から「森之宮検車場」に向かう線路を活用し、地上にホームを設置する予定。
さらに、大阪メトロ新駅とJR大阪環状線「大阪城公園駅」をデッキなどで結んだり、商業施設を設置する計画も検討する。
コメント
森ノ宮新駅は地上駅となるため、駅の北側の第二寝屋川を超えることができず、京橋方面へは延伸できない。
今後50年~100年先を考えるならば、地下駅にして、京橋まで延伸すべきではないか?
大阪メトロ路線図(当ブログで加筆)
最終的には、京橋から扇町通を経由して、梅田まで延伸すべきではないか?
2022年12月撮影(扇町通から梅田方面を撮影)
大阪公立大学(森之宮新キャンパス)2025年秋開設予定
大阪府・大阪市・公立大学法人大阪は、2022年4月1日に「大阪府立大」と「大阪市立大」を統合し「大阪公立大学」を設立・開学した。
2025年秋にはJR大阪城公園駅の東側に「森之宮新キャンパス(大阪市城東区)」を開校する。
建物の規模は、
- 「1期」として敷地面積1.9万㎡・延床面積約8万㎡・地上13階建・高さ約58m
- その後「1.5期」(敷地面積4,200㎡・延床面積8,000㎡)を整備をする。
森之宮新キャンパスに移転する学部・院は、
- (1期)全学の基幹教育、文学部、医学部リハビリテーション学科、生活科学部食栄養学科/文学研究科、リハビリテーション学研究科、生活科学研究科 生活科学専攻 食栄養学コース
- (1.5期)情報学研究科
アクセスは、JR環状線「森ノ宮」駅下車、徒歩約10分(予定)
JR大阪城公園駅に接続する「ペデストリアンデッキ」は1期では建設されず、1.5期で整備される。
出典 大阪府
大阪公立大(森之宮学舎整備事業1期)
2022年4月(西から撮影)右の2棟は「UR賃貸」
所在地 | 大阪市城東区森之宮2丁目 |
校地面積 | 19,317.79㎡ |
建築面積 | 10,744.16㎡ |
延床面積 | 79,588.93㎡ |
容積対象面積 | 77,094.64㎡ |
用途 | 大学キャンパス
|
階数 | 地上13階 |
高さ | 59.82m |
構造 | 鉄骨造 |
設計・監理 | 安井建築設計事務所 |
設計・施工 | 竹中工務店 |
着工 | 2022年11月1日 |
竣工 | 2024年12月31日 |
開校 | 2025年秋 |
2022年4月(南西から撮影)
2022年4月(北西から撮影)左は中浜下水処理場
現地の標識
現地近くの橋から撮影
現地から西方向を撮影
大阪公立大(森之宮学舎整備事業1.5期)
所在地 | 大阪市城東区森之宮2 |
校地面積 | 4,200㎡ |
延床面積 | 8,000㎡ |
用途 | 大学キャンパス(情報学研究科) |