
2022年4月(南西から撮影)
大阪・道頓堀エリアにある「旧・宗右衛門町モータープール」の跡地が、競売にかけられることになりました。
対象となる土地は大阪市中央区宗右衛門町19番1で、面積は約2,549㎡。売却基準価額は46億3,077万円に設定されています。
道頓堀の中心部に近い約2,550㎡というまとまった土地だけに、今後どのような事業者が取得するのか、そして将来的にどのような開発が行われるのか注目されます。

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大阪・道頓堀の旧「宗右衛門町モータープール」跡地は、2023年3月に東京の法人「成田ゲートウェイプロジェクト7号」が取得しました。
同社は投資商品「みんなで大家さん」関連法人とされ、グループ全体で税金滞納問題が表面化し、大阪国税局(財務省所管)が当該土地を差押さえたと報じられています。
差押えの理由は、法人税や消費税などの滞納とみられます。
敷地面積は
駐車場(西側) :2,550㎡
廃ビル(東側) :1,192㎡
合計 :3,742㎡
今回、競売の対象となるのは、敷地西側の駐車場で、面積は約2,550㎡です。
今回競売に出されたのは、大阪地方裁判所本庁が扱う土地です。
物件の所在地は大阪市中央区宗右衛門町19番1。
大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」から約440mの場所にあり、大阪難波駅や近鉄日本橋駅からも徒歩圏内です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪市中央区宗右衛門町19番1 |
| 土地面積 | 2,549.48㎡ |
| 約 | 771坪 |
| 地目 | 宅地 |
| 用途地域 | 商業地域 |
| 建ぺい率 | 80% |
| 容積率 | 500% |
| 売却基準価額 | 46億3,077万円 |
| 買受可能価額 | 37億461万6,000円 |
| 保証金 | 9億2,615万4,000円 |
| 管轄 | 大阪地方裁判所本庁 |
| 入札期間 | 2026年10月21日~10月29日 |
| 開札日 | 2026年11月5日 |
※入札を検討する場合は、裁判所が公開する物件明細書、現況調査報告書、評価書などの原資料を必ず確認する必要があります。
今回の物件で特に注目されるのが、売却基準価額です。
46億3,077万円。
単純計算すると、土地価格は1㎡あたり約181万7,000円、坪単価では約593万円となります。
ただし、これはあくまで競売における売却基準価額であり、実際の落札価格がこの金額になるとは限りません。
入札者が複数集まれば、落札価格が基準価額を上回る可能性もあります。
一方、競売物件には通常の不動産売買とは異なる条件やリスクもあるため、単純に「46億円で土地を購入できる」という話ではありません。
今回の土地の最大の魅力は、やはり立地です。
対象地は宗右衛門町にあり、道頓堀の中心部に非常に近い場所です。
過去の現地レポートでは、旧宗右衛門町モータープール跡地は戎橋から徒歩約2分ほど東側に位置し、約2,550㎡のほぼ正方形の敷地と紹介されています。
大阪を代表する観光地である道頓堀には、国内外から多くの観光客が訪れています。
そのため、約2,550㎡というまとまった土地が今後どのように利用されるのかは、周辺の街づくりにも影響する可能性があります。
この土地は商業地域に指定されており、建ぺい率80%、容積率500%となっています。
単純計算では、
2,549㎡ × 容積率500% = 約12,747㎡
となります。
もちろん、実際の建築計画では道路条件や地区計画、斜線制限などさまざまな制約があるため、この数字がそのまま建築可能面積になるわけではありません。
それでも、約2,550㎡の敷地に延床1万㎡を超える規模の建物を検討できる可能性があることから、土地としての開発ポテンシャルは大きいと考えられます。
この場所は、かつて「宗右衛門町モータープール」として利用されていました。
立体駐車場の建物は2020年ごろに解体され、その後はコインパーキングとして利用されていました。
2023年の現地レポートでは、敷地面積は約2,550㎡で、ほぼ正方形のまとまった土地として紹介されています。
また、2023年には土地を取得した会社が「宗右衛門町街作り貢献プロジェクト株式会社」に社名変更したと報じられており、当時から将来的な開発が注目されていました。
しかし、その後、大規模な建築計画が実現することなく、今回、競売物件として登場することになりました。
今後の最大の注目点は、誰がこの土地を取得するのかです。
約2,550㎡という規模と道頓堀に近い立地を考えると、さまざまな開発が考えられます。
例えば、
- ホテル
- インバウンド向けホテル
- 商業施設
- 飲食店を中心とした複合施設
- ホテル+商業施設
- エンターテインメント施設
- 高層複合ビル
などです。
特に道頓堀では訪日外国人観光客の存在感が大きく、宿泊施設や飲食・商業施設との相性が良いエリアです。
そのため、個人的にはホテルを核とした複合施設などが今後の開発候補の一つになるのではないかと考えています。
ただし、現時点で具体的な開発計画が発表されているわけではありません。
今回の競売は、単なる不動産売却としてだけでなく、道頓堀周辺の土地利用が変わるきっかけになる可能性があります。
道頓堀周辺では、小規模な店舗や飲食店が密集する一方で、インバウンド需要を取り込むホテルや大型商業施設も増えています。
その中で、約2,550㎡の土地がまとまって動くことになります。
もし大手不動産会社やホテル事業者などが取得すれば、数年後には現在とは大きく異なる景観になる可能性があります。
一方で、宗右衛門町は歴史的に飲食・歓楽街として発展してきた地域でもあります。
単純に大型ビルを建設するだけではなく、既存の街並みや宗右衛門町らしい雰囲気と、インバウンド時代の新しい都市機能をどのように組み合わせるのかも重要になりそうです。
今回の競売は初出品です。
入札期間は、
2026年10月21日~10月29日
開札日は、
2026年11月5日
となっています。
今後、実際にどの事業者が取得するのかが大きな焦点となります。
そして落札後に開発計画が発表されれば、道頓堀・宗右衛門町エリアの新たな大型プロジェクトとして注目を集める可能性があります。
大阪・道頓堀に近い宗右衛門町で、旧「宗右衛門町モータープール」の跡地とみられる約2,550㎡の土地が競売に出されます。
売却基準価額は46億3,077万円。
約771坪のまとまった土地で、商業地域、容積率500%という高い開発ポテンシャルを持っています。
今後の焦点は、
「誰が落札するのか」
そして、
「落札後に何が建設されるのか」
です。
道頓堀は大阪を代表する観光エリアであり、インバウンド需要も大きいことから、ホテルや商業施設を中心とした大型複合開発につながる可能性があります。
今後、落札結果や具体的な開発計画が明らかになれば、改めて追っていきたいと思います。
