神戸ハーバーランドumie「イオンスタイルumie」
神戸ハーバーランドの商業施設umieで、食品スーパーの「イオンスタイルumie」が開業しました。昨年7月のイズミヤ撤退後約1年にわたってスーパーが空白だったこともあり、待ちわびた買い物客でにぎわっていますhttps://t.co/iAMPeQPCyT pic.twitter.com/CGTyNqOaOj
— 神戸新聞映像写真部 (@kobenp_photo) 2017年7月14日
オープン直前 2017年7月13日の様子
明日7/14、神戸ハーバーランドに新しい“食”スタイル店舗「イオンスタイルumie」がオープン!ステーキ、サラダ、パスタ等は出来たてを提供。兵庫県内各地の銘産品や地酒が揃う売り場も。→https://t.co/QPbRxV1rKN pic.twitter.com/03uFI7zuVZ
— ラジオ関西「広報担当のつぶやき」 (@Radio_Kansai_PR) 2017年7月13日
イオンスタイルumie面積
- 店舗面積 8,000平米(サービス店舗面積を含む)
- 売場面積 6,500平米(地下1F、1Fの合計)
当ブログの分析では、8,000平米の中にイートインスペースと店舗(厨房)の面積が含まれると思われる。
つまり、イートインスペースと店舗(厨房)の合計面積は1,500平米と推定される。
地下1Fには300席、地上1Fには80席の合計380席が用意される。
イートインスペースの売上予想(最大値)
- 1日10回転、客単価1,000円とすると
- 380席×10回×1,000円×365日=13億8700万円
店舗面積1,500平米で年間売上最大約14億円と予想される。
コンビニの平均店舗面積は110平米で平均売上はチェーンによって1日52~67万円(日販)となっている。日販57万円とすると、年間売上は2億805万円になる。
計算上、店舗面積1,500平米のコンビニなら売上は年間28億4000円となる。
来場者は多くて当然
3連休で駐車場無料(一般2時間、無料会員3時間)だから、来場者は多いのは当然で、それだけでは今後も好調とは言えない。
平日のスーパーの買い物で自動車の場合、立体駐車場が3か所に分かれるのは面倒だし、駅からも微妙に遠いので帰宅途中に立ち寄る客は少ないかもしれない。
平均客単価は1,865円
スーパーの平均客単価は1,865円で売り場面積が多くなるほど、客単価が多くなる傾向にある。
イオンスタイルumieの店舗面積は6,500平米と、平均的なスーパーの店舗面積よりも広く、客単価は2,000円~2,500円になると予想される。
大阪の住宅地に立地するイオンモール大日(大阪府守口市)の年間売上は409億円(2015年)だが、神戸を代表するショッピングモール「神戸ハーバーランドumie」がどこまで売上を伸ばすのか今後も注目したい。
ショッピングモールって売上を公表するのが普通だと思っていたが、「神戸ハーバーランドumie」については、明確な売上高は分からなかった。
神戸ハーバーランドumieはプロマネ案件(プロパティマネイジメント PM)ということで、商業施設の不動産は所有せず、ショッピングモールの運営管理のみをする形態らしい。
そういう関係で売上高が明確に公表されないのかもしれない。
ショッピングモールの売上なんてどうでもいいと思うかもかもしれない。しかし、神戸ハーバーランドは過去、デパートやスーパーが次々と撤退している。
デパートやスーパーがあるのでハーバーランド周辺に不動産を購入した人もいるだろう。そういう人にとっては、シッピングモールが継続できるかどうかは非常に重要な問題だ。
入居して数年でスーパーが撤退したのでは、買い物難民になってしまう。