「なぜ、名古屋はつまらないのか?」ChatGPTに聞いてみた。
ChatGPTの回答
名古屋がつまらないと感じるのは、その理由は人それぞれです。ただ、一般的に名古屋がつまらないと言われる理由には、以下のようなものが挙げられます。
- 観光スポットが少ない:名古屋には、東京や京都などに比べると有名な観光スポットが少ないと言われます。
- 雰囲気が地味:名古屋は、比較的地味な雰囲気があると言われます。繁華街や観光地などに比べ、活気がないと感じる人もいるかもしれません。
- 交通アクセスが不便:名古屋には、空港や新幹線の駅があるものの、市内の移動手段が少なく、交通アクセスが不便だと感じる人もいます。
ただし、これらの理由は全て個人的な主観に基づくものであり、実際には多くの人が名古屋を楽しんでいることも事実です。
また、名古屋には美味しい食べ物や独自の文化など、他の地域にはない魅力があると言えます。
観光スポット
名古屋にも観光スポットは数多くある。
例えば、名古屋港水族館、東山動植物園、熱田神宮、名古屋城、リニア・鉄道館、名古屋市科学館、徳川美術館、ノリタケの森、トヨタ産業技術記念館、オアシス21、大須商店街、中部電力 MIRAI TOWER(旧・名古屋テレビ塔)、ジブリパークなどだ。
しかし、日本全国から年間1,000万人以上集客できる「東京ディズニーリゾート」や「USJ(大阪)」に匹敵する観光スポットはない。
雰囲気が地味
名古屋は観光客が少なく、ビジネス出張者が多いので、街の雰囲気が地味になっているのかもしれない。
交通アクセスが不便
ChatGPTの回答の「市内の移動手段が少なく、交通アクセスが不便だと感じる人もいます。」は、核心をついていると思う。
名古屋は地下鉄が6路線あるが、車社会と言う面もある。
観光客にとっては、東京や大阪と比較すると公共交通機関での市内の移動が不便と言える。
例えば、車で移動すると、気になる店があっても、すぐには駐車できない。
次の信号で左折して、駐車場を探して、歩いて行くと5分~10分かかる。
車社会では、観光スポットを転々と移動するだけで、移動の時間がつまらない。
しかし、東京や大阪では、移動中も路地裏の気になる店にすぐに行けるし、新しい発見がある。
それが楽しい。
例えば、駐車場3000台あるような大規模商業施設に出店するには数千万円の開業費用がかかる。そのため資本力のある全国チェーン店ばかりになってしまう。
車社会では趣味的な専門店が育たない。そこがつまらない。
1・全国から観光客を集客できる圧倒的な観光スポットを作ること。
2・名古屋市内の公共交通をより便利にすること。
この2つが重要だと思う。
市内交通の改善と言っても、地下鉄の建設費は1km当たり400億円なので、例えば10km延伸するだけで4,000億円かかる。
したがって、地下鉄を延伸することは簡単ではない。
逆転の発想で、例えば地下鉄「東山線」と「名城線」沿線に観光スポットを集中させるという方法もあるのではないか?
地下鉄東山線沿線へは、名古屋駅から乗れるし、すでに、東山動植物園などがある。
名城線沿線には名古屋城、名古屋港水族館などの観光スポットがある。
「東山線」と「名城線」の各駅から観光スポットへエスカレーターの設置など動線を整備すればいいのではないか?
名古屋城木造再建500億円
名古屋市は最短で2032年度に名古屋城を木造で再建する予定で、費用は500億円とされる。
しかし、木造にしたからと言って観光客が劇的に増加するとは思えない。
大阪メトロ「心斎橋駅」2023年4月リニューアル
一方、大阪メトロは300億円で地下鉄15駅をリニューアルしており、名古屋市営地下鉄よりも圧倒的に綺麗になっている。
さらに、リニューアルとは別に560億円をかけ、大阪・関西万博が開催される2025年までに大阪メトロ全駅(133駅)にホーム柵を設置する予定で、すでに御堂筋線の20駅すべてにホーム柵が設置されている。
名古屋市の将来推計人口
出典 名古屋市
名古屋市の公式HPでは「(名古屋市の)増加している人口は、近い将来、減少へ」と記載されている。
名古屋はビジネスの街であり、観光は不要との考えでは、名古屋の人口は減少することになる。
さらに、東京=大阪のリニアが全線開通すると「名古屋飛ばし」になる可能性もあり、名古屋のビジネス拠点性も弱まる可能性がある。
2023年4月1日現在の人口
都市名 | 人口 | 前年比 | 人口密度 |
名古屋市 | 2,319,928人 | +1,943人 | 7,105人/㎢ |
大阪市 | 2,760,091人 | +15,244人 | 12,249人/㎢ |
名古屋市の人口は232万人、大阪市は276万人と数字上は大差ない。
しかし、昼間人口は名古屋市は251万人、大阪市は366万人、ちなみに横浜市は309万人となる。
さらに、大阪市周辺には堺市(81万人)、東大阪市(48万人)、豊中市(40万人)、兵庫県尼崎市(46万人)、兵庫県西宮市(48万人)がある。
そられを合計すると大阪市と主要周辺都市の合計人口は539万人になる。
名古屋都市圏は大阪都市圏の半分程度の規模ではあるが、大阪のインバウンド消費額1兆円の半分の5000億円は十分達成可能だと思う。
実際、新幹線で名古屋=京都は30分で近い。中部国際空港もあるので、それらの既存のインフラを利用すれば、中部空港=名古屋=京都=大阪=関空といった観光ルートを構築できると思う。
そのためにも、大阪と名古屋で協力することが重要だと思う。